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2015.05.18

5・20~22東日本学生リーグ戦展望(上)…一部Aグループ/Bグループ

 東日本学生リーグ戦は5月20日(水)~22日(金)、東京・駒沢体育館で行われ、山梨学院大が3年連続優勝を目指す。新しいリーグ戦システムになってから2回目の大会。1~4位を決める決勝リーグへ入るには初日からエンジン全開が求められる。

 今季は例年以上の“戦国時代”。「どのチームが相手でも4勝は見込める」と思われるチームがないのが現状。団体戦特有の流れをつかみ、実力以上の闘いを展開して勝利をつかむ選手がいるかどうかで、チームの勝利が決まる対戦も数多くありそうだ。

 一部リーグの予選各ブロックの見どころをさぐった。

《大会日程》


【一部Aグループ】(エントリー表=山梨学院大東洋大 明大東海大

 3連覇を目指す山梨学院大が大きくリードしているのは間違いない。57kg級の高橋侑希主将(4年)と125kg級のオレッグ・ボルチン(3年)での2勝は間違いないところ。予選リーグでは、57kg級に全日本選手権3位の小栁和也(2年)を起用し、高橋を61kg級に出すことも予想される。これで3勝は計算できる。

 70kg級には全日本学生選手権2位の木下貴輪(2年)、74kg級の全日本大学選手権3位の本村匠(3年)がいて中量級も層が厚く、予選リーグでは4勝を下回る可能性は極めて低い。

 61kg級にエントリーされた昨年の国体少年60kg級優勝の乙黒圭祐(1年)、65kg級に名を連ねた高校四冠王者の藤波勇飛(1年)が、大学生の間でどんな闘いを見せるか。

 東洋大は東日本学生新人選手権で優勝の経験もある125kg級の鈴木勝一主将(4年)を中心に、明大は全日本選手権出場を果たした65kg級の秋元優介主将(4年)を中心に、それぞれチームをまとめる。明大は昨年の東日本学生秋季新人選手権優勝の大山博貴(3年)らの踏ん張りが期待される。

 昨年の二部リーグで優勝し、一部へ上がってきた東海大は、今季は一部のレベルを知る段階だろう。重量級に1年生が多く入っており、来年以降につなげるための闘いができるか。


 【一部Bグループ】(エントリー表=国士舘大 早大 大東大東農大=棄権)

 昨年、16年ぶりに2位に浮上した国士舘大が、4年生を中心としたメンバーで予選リーグ突破、さらには40年ぶりの優勝を目指す。

 61kg級で全日本選手権2位の阿部宏隆(4年)、65kg級で全日本学生選手権ベスト8の古谷和樹主将(4年)、74kg級で全日本学生選手権優勝の奥井眞生(2年)とそろっており、あと1勝をどこでマークするか。

 グレコローマンの選手だが有延大輝(4年)、または全日本選手権4位の大城一晟(2年)が57kg級を勝ってくれれば、かなり楽な展開となる。125kg級に出場する全日本大学選手権97kg級2位の志喜屋正明(4年)が、この階級でも守護神としての強さを見せれば心強い。

 早大は世界選手権出場の経験のある2選手(70kg級・保坂健、125kg級・前川勝利)が抜けた。穴を埋めるため、新エースとして奮起が期待されるのが70kg級学生二冠王者の多胡島伸佳(3年)だ。

 86kg級の洞口幸雄主将(4年)、57kg級の2013年東日本学生春季新人選手権60kg級優勝の黒澤翔(4年)の4年生と多胡島が中心となってチームをけん引することが望まれる。65kg級に加わったインターハイ王者の米澤圭(1年)が上級生を破る実力を見せれば、国士舘大を破ることもありうるだろう。

 大東大は全日本学生選手権2位の村山貴裕主将(4年)がチームを引っ張る。125kg級には昨年の東日本学生秋季新人選手権優勝の宮原将裕(2年)がおり、重量級勝負に持ち込んでチームの勝利を目指したい。


 







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