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2015.05.22

【東日本学生リーグ戦・特集】連敗スタートも、上位入賞の望みをつなぐ…日本ウェルネススポーツ大学

 モンゴルからの留学生6人を擁して初参加した日本ウェルネススポーツ大学は、初戦で1988年ソウル・オリンピック金メダリスト、小林孝至監督率いる国際武道大に2-5で敗れ、2戦目の立大戦も3-4。軽量2階級がいないハンディがあったとはいえ、連敗スタートとなってしまった。

 その後の2試合は勝って上位入賞の望みはつないだが、永田克彦監督は「全勝したかった」と残念そう。選手には気合を入れたものの、言葉が通じず、意思の疎通がしっかりできないのでこのリーグ戦の位置づけや重要性が「今ひとつ伝わらなかったようだ」と言う。

 留学希望者の中から選ばれた精鋭だけに、「二部リーグなら全勝もありうるのでは?」というのが下馬評だったが、「技術的に粗いことと、二部リーグであっても、日本の学生選手の技術は低くないということです」との理由で、思惑通りにはいかなかったようだ。

 「肉体の強さと組み合った時の強さはあります。それを生かすため、プレッシャーをかけ、距離を詰めることが必要ですが、3試合目からやっとできたという感じです。最初からできていれば、違う結果になったと思います」と振り返り、「いい経験ができました」と言う。

 実戦を経験し、日本のレベルを肌で感じたこのあと、目標を持った練習ができるのだろう。今後は、日本の高い技術に合わせるのではなく、グレコローマンの技術をしっかり教え、「彼らの良さを引き出した強さを目指したい」と言う。

 そんな同チームに力強い助っ人が表れた。2年前まで山梨学院大に在籍し、74kg級などで活躍していたモンゴルからの留学生、レンチン・オチルバヤラーが2週間前に日本に再来日。通訳を含めて、選手の面倒を見てくれているという。当面の問題はコミュニケーションと思われていただけに、大きな力となりそうだ。

 「明日(最終日)も頑張り、新人選手権へ向けてやり直します」ときっぱり。

肉体の強さはあるだけに、伸びしろは十分な選手たち

唯一の日本選手、山本晋也(125kg級)も奮戦


 







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