日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
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2015.05.26

タレント発掘・育成コンソーシアム委託事業の受託について

JWFタレント発掘・育成コンソーシアム
プロジェクトマネジャー 清水聖志人


 2011年に制定した「スポーツ基本法」は、我が国におけるスポーツの施策策定および実施は国が責任を持って行うことを明確に示しています。それを受けて2012年に策定された「スポーツ基本計画」に則り、我が国のスポーツは推進されています。

 (公財)日本レスリング協会(以下、JWF)は、2015年4月1日、独立行政法人日本スポーツ振興センターより「タレント発掘・育成コンソーシアム委託事業」を受託しました。

 本事業は、継続的に全国規模で有能なタレント・アスリートを見出し、最適な育成・強化を図る手法・仕組みを調査研究・開発し、これらの手法をもとに、地域タレントからメダルポテンシャルアスリートまで確実に引き上げるシステムの構築を目指します。

 JWFにおいては、2013年2月より、文部科学省委託事業/独立行政法人日本スポーツ振興センター再委託事業であるメダルポテンシャルアスリート育成事業を受託し、恒常的にメダルポテンシャルアスリートを輩出するシステム構築を推進しました。さらに、2014年度に受託した、2020ターゲットエイジ育成・強化プロジェクト(タレント発掘・育成コンソーシアム)においては、タレント発掘・育成システムの基盤を構築しました。

 2015年度においては、これまでの事業理念である「インテリジェントレスラーの育成」を基に、JWF 独自のタレント発掘・育成・強化システムの構築を推進します。

インテリジェントレスラーの概念と定義

 オリンピック競技大会等をはじめとするハイパフォーマンスレベルの戦いでメダルを獲得する為には、スポーツ医・科学・情報などに関する知識や専門スタッフを活用し、自ら情報を集め、適切な戦略・戦術を構築、遂行するする能力が求められるため、知的要素の高いアスリートが有利な時代となっています。そのため、有能なタレントに対しは、早期から国内外における高品質なプログラムを提供し、確実にパフォーマンスレベルを引き上げることが肝要です。

 【事業概要】

 JWFタレント発掘・育成コンソーシアムにおいては、U12世代からジュニア世代(U-20)までを対象とした各世代の国内育成プログラム(育成・検証キャンプ)、海外育成プログラム、育成スタッフによる巡回コーチングプログラムを通し、タレントのパフォーマンスレベルを引き上げます。

 海外育成プログラムは、カデット世代を対象として、国内育成プログラム参加者からタレントを選抜し、インターナショナルキャンプやインターナショナルトーナメントへの派遣を通して、海外でのコンディショニングやレスリングスキル、メンタル、ライフスタイルなどを学びます。また、グレコローマンスタイルスペシャリスト育成プログラムにおいては、強豪大学生との実践機会や海外コーチを招聘したプログラムを実施します。

国内育成プログラム 海外育成プログラム

 本事業は、インテリジェントレスラーに求められる素養を身に付けるための「教育プログラム」(国内・海外育成プログラム内にて実施)を実施します。本プログラムは、世代に応じた内容(年代や性差など)に加え、競技引退後の生活を考慮し「Dual Career」を意識したプログラム構成(ライフスキルを活用)としています。

 また、日常、アスリートの育成は所属コーチと保護者によるサポートが中心であり、所属コーチと保護者(アスリート・アントラージュ)には、アスリートを育成する上での適切な知識が求められます。2015年度は、新たなバージョンのアスリート・アントラージュプログラムを実施します。








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