日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2015.07.17

創立50周年の節目に飛躍を誓う…ALSOK世界選手権代表が会見

 レスリングのほか、陸上、柔道、重量挙げで世界選手権へ選手を送るALSOKは7月16日、都内の京王プラザホテルで出場選手による記者会見を開催。この日はAKSOKの50回目の創立記念日であり、重量挙げの八木かなえ選手の23回目の誕生日。祝福ムードの中で、各選手が世界選手権へ挑む気持ちを話した。

 レスリングでは男子グレコローマン75kg級の金久保武大がポーランド遠征中で欠席となったが、女子53kg級の吉田沙保里、同58kg級の伊調馨、男子フリースタイル74kg級の高谷惣亮、同86kg級の松本篤史の4選手が顔をそろえ、オリンピック出場枠獲得への熱い思いを話した。

 一言ずつの抱負では、吉田が「リオデジャネイロのキップがかかる世界選手権。必ず出場枠を取り、(オリンピックを合わせて)世界16連覇を目指します」と、伊調が「優勝目指し、世界選手権までにいい状態をつくれるように練習に励みたい」と、それぞれあいさつ。

 続いてマイクを持った高谷は、野球界のスーパースター、大リーグ・マーリンズのイチロー選手を引き合いに出し、恒例ともなった独演会をスタート。「イチロー選手の言葉に、『特別なことをするために、特別なことをするのではない。特別なことをするために、ふだん通りの当りまえをやる』という言葉があります。ボク自身も、ふだん通りの、いつも通りの自分を出して、金メダルを目指して頑張っていきたい」と、優勝を宣言した。

 3人に比べると知名度で劣る松本は、カメラマンやテレビ・クルーを含めて約70人の報道陣に「レスリングの松本です」と自己紹介でスタート。リオ・オリンピックの出場枠のかかった大切な大会。表彰台を目指して出場枠を取ることが目標ですが、ひとつひとつの試合をていねいに全力でぶつかっていきたい」と、一戦必勝を宣言した。


 ■吉田沙保里の話「世界選手権では5位までがリオデジャネイロ・オリンピックの出場枠。(目標は)金メダルしかないのですが、出場枠は絶対に取る、という気持ちです。世界の53kg級に出ている選手の動向を気にして結果などを見ています。去年のアジア大会の1回戦で闘った中国選手が優勝を重ねているので、警戒しています。中国だけでなく、オリンピック前年の世界選手権は出場選手数も多いのが普通で、厳しい闘いを予想しています。

 左の肩甲(けんこう)骨を痛めて練習を休んだりしましたが、回復し、練習を再開できました。年齢(32歳)からして体力も落ちやすくなっていると思いますが、残る期間で体力をしっかり養い、外国選手のビデオ研究をしっかりやって臨みたい」

----------------------------

 ■伊調馨の話「オリンピックの出場枠を目指す大会であり、メダルを取れば(実質的に日本代表に)内定する。オリンピックが目の前にあるという意味で、ふつうとは違う世界選手権だと思っています。

 首、腰、ひざと、大事なところを全部痛めてしまって苦しんできましたが、完治に近づき、気にならなくなってきました。けがは今まで以上に気をつけなければならないと思います。その中で、自分のやりたい練習を絞り、集中的に練習することで今までと違う自分を見せればいいな、と思います」

創立50周年記念のケーキを相手にポーズをとる選手。すぐに、おなかの中に消えた!

 







2023年世界選手権/激戦の跡
JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に