プロ格闘家・岡倫之（ブシロード）が２年ぶりの優勝でＭＶＰ…ドン・キホーテ杯全日本ビーチ選手権

２大会連続で優勝＆ドン・キホーテ杯受賞の岡倫之（ブシロード）

　昨年、台風で中止となったドン・キホーテ杯全日本ビーチ選手権が８月９日、茨城・大洗サンビーチで２年ぶりに行われ、当日の飛び入り選手を含めて約300選手が参加して行われた。

　シニア男子の最重量級は、昨年の世界選手権フリースタイル125kg級代表で、プロ格闘技入りしてプロレス入りも表明している岡倫之（ブシロード）が前回に続いて優勝。最優秀選手に贈られるドン・キホーテ杯も連続で受賞した。同中量級は、やはり昨年の世界選手権のグレコローマン71kg級代表の江藤紀友（辻屋質店）がグレコローマンの技術を駆使して圧勝優勝。同軽量級は新生・霞ヶ浦高をけん引する入江和久（茨城・霞ヶ浦高教）が勝ち、優秀選手賞を受賞した。

　シニア女子は参加選手が少なかったが、重量級は昨年のアジア・ビーチ大会の＋60kg級２位の齋藤未來（KING’Sクラブ）が勝ち、優秀選手賞を受賞した。

　茨城県鉾田市沖にサメが現れた影響で、大洗も遊泳禁止となっていたが、防護網を設けて前日から遊泳を解禁。客足も戻り、「オリンピック・チャンピオンが来場しています」というアナウンスで会場をのぞきこむ海水浴客もいて、関心を集めた。

　各階級の成績は下記の通り。

　◎男子

　【シニア】

　▼軽量級 ［1］入江和久（茨城・霞ヶ浦高教）、［2］関口龍之介（国際武道大）、［3］上村兼三（日大）、佐々木晋（百万石クラブ）

　▼中量級 ［1］江藤紀友（辻屋質店）、［2］小森大祐（百万石クラブ）、［3］谷坂亮輔（百万石クラブ）、新井智明（群馬・西邑楽高教）

　▼重量級 ［1］岡倫之（ブシロード）、［2］米山祥嗣（有坂中央学園中央高等専門学院）、［3］荒井健太郎（日大）、坂本悠太（霞ヶ浦アンジュ）

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　【高校生】

　▼軽量級 ［1］古屋文義（茨城・鹿島学園）、［2］石川将樹（茨城・牛久）、［3］古屋心義（茨城・霞ヶ浦）、吉田アミン（茨城・霞ヶ浦）

　▼中量級 ［1］外山宏太（茨城・霞ヶ浦）、［2］岩本巧（茨城・霞ヶ浦）、［3］谷田川翔（R-BLOOD）、内山皓太（茨城・霞ヶ浦）

　▼重量級 ［1］飯村友基（茨城・鹿島学園）、［2］白川勇次郎（茨城・鹿島学園）、［3］赤城玲央（茨城・鹿島学園）、齊藤英二（群馬・富岡実）

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　【中学生】

　▼軽量級 ［1］計良涼介（TEAMドン・キホーテ）、［2］佐々木風雅（千葉・木間ケ瀬）、［3］奥田柊王（千葉・柏クラブ）、鴇田昇太（千葉・柏クラブ）

　▼中量級 ［1］榊流斗（ＪＯＣエリートアカデミー）、［2］稲野辺直也（茨城・水戸四）、［3］小林健太郎（千葉・玉造中）、渡辺慶二（茨城・水戸四）

　▼重量級 ［1］出頭海（茨城・鹿島学園クラブ）、［2］逢坂星多（茨城・水戸四）、［3］新井裕太（茨城。霞ヶ浦アンジュ）、佐々木偉瑠（千葉・木間ケ瀬）

　◎女子

　【シニア】

　▼軽量級＝出場なし

　▼中量級 ［1］井上智子（茨城・霞ヶ浦アンジュ）

　▼重量級 ［1］齋藤未來（KING’Sクラブ）、［2］太田千晴（フリー）

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　【高校生】

　▼軽量級 ［1］服部小鼓（茨城・鹿島学園）、［2］根本美優（茨城・鹿島学園）、［3］宮原初花（群馬・太田高）、松浦若那（群馬・館林）

　▼中量級 ［1］鈴木芽衣（群馬・館林）、［2］臼池優月（茨城・鹿島学園）、［3］茂原遥加（群馬・富岡実）、加藤季子（群馬・富岡実）

　▼重量級＝出場なし

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　【中学生】

　▼軽量級 ［1］吉澤美咲（ＡＡＣＣ）、［2］林夏美子（群馬・おおたスポーツアカデミー）、［3］井上愛羅（茨城・霞ヶ浦アンジュ）、牧野奈々葉（茨城・龍ヶ﨑クラブ）

　▼中量級 ［1］内山結愛（茨城・霞ヶ浦アンジュ）、［2］岡部ももか（茨城・霞ヶ浦アンジュ）、［3］佐々木愛美（茨城・大洗一）、石井亜海（群馬・おおたスポーツアカデミー）

　▼重量級 ［1］河上まちこ（茨城・竹来）

　《個人賞》

　【ドン・キホーテ杯（最優秀選手賞）】岡倫之（シニア重量級優勝＝ブシロード）

　【最優秀選手賞】▼シニア・男子　入江和久（軽量級＝茨城・霞ヶ浦高教）、▼シニア・女子　齋藤（KING’Sクラブ＝重量級）、▼高校生・男子　飯村友基（茨城・鹿島学園＝重量級）、▼高校生・女子　鈴木芽衣（群馬・館林＝中量級）、▼中学生・男子　計良涼介（TEAMドン・キホーテ＝軽量級）、▼中学生・女子　内山結愛（茨城・霞ヶ浦アンジュ＝中量級）