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2015.08.11

【2015年世界選手権・展望】男子グレコローマン75kg級…金炫雨(韓国)が白星街道を突っ走るか

※エントリー未発表時点での予想です

 金炫雨(韓国=26歳)が2012年ロンドン・オリンピック66kg級、2013年世界選手権74kg級を含め、国際大会を10大会連続優勝中。昨年はアジア大会出場のため世界選手権には出場しなかった。2年ぶりの世界一なるか。

 対抗は昨年優勝のアルセン・ジュルファラキャン(アルメニア=28歳)、ロンドン・オリンピック74kg級優勝のロマン・ブラソフ(ロシア=24歳)の2選手だろう。ジュルファラキャンは7月のスペインGP決勝で金炫雨に敗れている。ブラソフも2013年世界選手権決勝で金炫雨に敗れている。ともに雪辱を期しているはず。

 ブラソフは7月のピトラシンスキ国際大会(ポーランド)で優勝し調子を上げているが、ロシアからは昨年の71kg級優勝のチンギス・ラバザノフ(24歳)の出場もありうる。

 昨年3位で今年の欧州大会優勝のエルビン・ムルサリエフ(アゼルバイジャン=大会時27歳)、欧州大会2位のビクトル・ネメス(セルビア=22歳)、昨年3位で今年のパンアメリカン大会を制したアンドルー・ビセク(米国=大会時29歳)らも上位を狙う力は十分。


■UWW(世界レスリング連盟)ランキング=2015年7月末時点
[1]Kim Hyeon-Woo(金炫雨=韓国)=アジア選手権優勝
[2]Arsen Julfalakyan(アルメニア)=世界選手権優勝
[3]Roman Vlasov(ロシア)=ピトラシンスキ国際大会優勝
[4]Elvin Mursaliyev(アゼルバイジャン)=欧州大会優勝
[5]Viktor Nemes(セルビア)=欧州大会2位
[6]Chingiz Labazanov(ロシア)=欧州大会3位
[7]Zurabi Datunashvili(ジョージア=グルジア)=欧州大会5位
[8]Bozo Starcevic(クロアチア)=ピトラシンスキ国際大会2位
[9]Emrah Kus(トルコ)=ベービ・エムレ国際大会優勝
[10]Dmitri Pyshkov(ウクライナ)=欧州大会3位

 ■2014年世界選手権成績
[1]Arsen Julfalakyan(アルメニア)
[2]Neven Zugaj(クロアチア)
[3]Elvin Mursaliev(アゼルバイジャン)
 〃 Andrew Bisek(米国)
[5]Zurabi Datunashvili(グルジア)
 〃 清水博之(日本)
[7]Gurpreet Singh(インド)
[8]Juan Angel Escobar(メキシコ)


 







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