日本レスリング協会公式サイト
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2015.08.15

全日本女子チームが合宿スタート

 世界選手権代表選手を含む全日本女子チームが8月14日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿をスタート。報道陣に練習を公開し、50人近い記者、カメラマン、TVクルーが訪れた。

 栄和人・強化本部長は、オリンピック出場枠を目指す6階級では、「48~69kg級までの5階級で金メダル、75kg級で銅メダル以上」と世界選手権での目標を掲げ、非オリンピック階級では55kg級でメダルを期待しているという。

 日本チームの中心選手の53kg級の吉田沙保里(ALSOK)には、「もっと脅かすような選手が出てほしい。そうでなければ、男子のコーチともっと積極的に練習してほしい」と要望。吉田と同じく来年のリオデジャネイロ・オリンピックで4連覇を狙う伊調馨(ALSOK)も川井梨紗子(至学館大=63kg級代表)や渡利璃穏(アイシン・エィ・ダブリュ=63kg級アジア大会優勝)以外の選手では相手にならないほど強いとし、「そうした選手と数多く練習してほしい」と話した。

 48kg級の登坂絵莉(至学館大)は負傷のため練習量は少ないそうだが、「世界選手権では最大のライバルと思われるマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)とやってほしい。勝っても負けても、闘うことが必要。そうでないと、オリンピックで勝てないと思う」と、ロンドン・オリンピック銀メダリストとの対戦を期待した。

 60kg級に出場する長女・希和(至学館大)については、「強化委員長として話せばいいのか…、親として話せばいいのか…」と苦笑い。「1回戦は勝ってほしい。3位以内に入れば、好きなものは何でも買ってやる」と言って報道陣を笑わせた。

 合宿は20日まで行われる。

55kg級代表の木村安里(群馬大)と闘う伊調馨(ALSOK)

技術指導をする栄和人・強化本部長

6面マットをフルに使っての練習

練習前に世界選手権代表選手が集合


 







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