2015.08.16

【展望】世界Jr.代表組が意地を見せるか…８・19全日本学生選手権・女子

　全日本学生選手権の女子は８月19日、東京・駒沢体育館で行われる。世界選手権（９月７～12日、米国・ラスベガス）に出場する48kg級の登坂絵莉（至学館大）、55kg級の木村安里（群馬大）、60kg級の栄希和、63kg級の川井梨紗子、69kg級の土性沙羅（以上、至学館大）は不出場。

　８月13～14日にブラジル・サルバドルで行われた世界ジュニア選手権に出場した選手は、帰国の翌日が計量日というハードスケジュール。困難を乗り越えて栄冠を勝ち取れるか。

　各階級の見どころをさぐった。

　女　　　子　

　◎女子
　
　【48kg級】

　昨年２位の藤沢志穂（九州共立大）が第１シードだが、世界ジュニア選手権優勝の五十嵐未帆（至学館大）、同44kg級２位の奥野里菜（至学館大）、昨年の世界ジュニア選手権44kg級優勝の内城陽夏（至学館大）、昨年の世界学生選手権２位の伊藤史織（至学館大）、2013年アジア・ジュニア選手権優勝の矢後佑華（日大）と、世界の舞台で実績を持つ強豪がそろう。激戦階級だ。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

２連覇を目指す世界ジュニア・チャンピオンの入江ななみ（九州共立大）

　【53kg級】

　昨年優勝で、世界ジュニア選手権55kg級で優勝した入江ななみ（九州共立大）がハードスケジュールを乗り越えて連覇できるか。地力ではナンバーワンだろう。

　昨年３位の金子和（早大）、世界ジュニア選手権51kg級出場の機会を得た角谷萌々果（至学館大）、アジア・ジュニア選手権２位の今佑海（日大）、ジュニアクイーンズカップ３位の花田彩乃（環太平洋大）と佐々木なつみ（青山学院大）、東日本学生女子選手権優勝の齋藤ほのか（法大）らが、そのが城を崩せるか。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【55kg級】

　昨年優勝の菅原ひかり（至学館大）と同２位の望月芙早乃（環太平洋大）が再び優勝を争うか。

　菅原のブロックには、東日本学生女子選手権58kg級優勝の倉舘愛（日大）、望月のブロックには、2013・14年世界ジュニア選手権２連覇（51・48kg級）の宮原優（東洋大）、昨年53kg級３位の下地優香（九州共立大）がいる。それぞれ決勝進出を目指す。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【58kg級】

　昨年の優勝選手（川井梨紗子）は世界選手権に備えて不出場。同２位の増田奈千と同３位の樋口美賀子（ともに環太平洋大）の同門対決の決勝となるか。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【60kg級】

　昨年優勝の坂野結衣（日大）が頭ひとつ抜け出しているか。世界ジュニア選手権63kg級出場の機会を得た米田野乃佳（至学館大）がそのが城を崩せるか。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【63kg級】