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2015.10.31

高校選抜チームが韓国から帰国…日韓競技力向上スポーツ交流事業

 日韓競技力向上スポーツ交流事業で韓国・ソウルへ遠征している高校選抜チームが10月30日、成田空港着の大韓航空で帰国した。親善試合では、フリースタイルが12戦全勝、グレコローマンが5勝3敗の好成績。

 約10年ぶりに参加した遠征の斎藤修団長(千葉・佐倉東高教)は「日本チームは元気があった。試合前の打ち込み練習を見た原喜彦副団長(新潟・新潟県央工高教)は『フリースタイルは全勝する。グレコローマンは全敗もありうる』と予想したが、フリーの全勝を見てグレコローマン選手が奮起し、最初の小川(翔太=茨城・霞ヶ浦)が快勝して完全に波に乗れた」と、日本チームの頑張りに満足そう。

 試合には、日本から高田裕司専務理事と菅芳松事務局長が来てくれて選手に檄をとばしてくれた。「選手のモチベーションは違っていましたね」と言う。

 練習では韓国体育大の選手とも練習し、互角に闘えていたという。「高校生では、日本の方が上ですね」と、日韓の力関係が逆転していることを感じたという。

 原副団長は「フリースタイルでは岩澤(侃=55kg級、秋田・秋田商)が快勝してくれ、波をつくってくれたことが大きかった。グレコローマンは勝負どころをしっかり勝ってくれ、勝ち越すことができた」と言う。ただ、グレコローマンは接戦が多く、日本でやる時(11月24日予定)では、逆の結果になる可能性もある」と警戒した。

 斎藤団長と同じく、日韓の力関係は逆転したと見ている。原副団長は1980年代中盤から国際舞台で活躍した選手だったが、当時、1988年ソウル・オリンピックを目指す韓国の躍進はすさまじく、日本をしのぐ結果を残していた。

 「強さも練習の内容も、あの時の3分の1くらいだと思います。当時は日本がはね返された。今度は日本が韓国をはね返したい」と、韓国チームが来日する11月22日からの交流で“完全逆転”を目指す。


 







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