日本協会の副会長を務め(現在は休職)、10月7日に文部科学大臣に就任した馳浩衆議院議員を励ます会が11月25日、都内の明治記念館で行われ、政界、レスリング界、スポーツ界などから約250人が同議員の活躍を祈願した。
主催者を代表し、日本協会の福田富昭会長は「スポーツの日本代表や監督という経験を持った素晴らしい人間が、今後、教育、科学、スポーツ、文化の各方面で活躍してくれることを期待したい。出席者の皆様には今後とも支援をお願いします」とあいさつ。
来賓の日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長は「オリンピアンがスポーツ行政のトップに就任したことは、2020年東京オリンピックへ向けて、世界中の方々に対して誇りになることです。スポーツ庁の鈴木大地長官とともに、最強のタッグチームが生まれた。東京オリンピックの成功へ向け期待しています」と激励した。
馳議員と同じ石川県出身で、馳議員を政界に引き入れた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は「馳議員は時に共産党の味方をしたり、博愛主義者というか、政治家の先駆者なのかもしれない。すばらしい人間性をもっています」と話し、今後の健闘を期待。野田聖子議員もあいさつした。
パーティー会場を動き回って多くの人に直接あいさつした馳議員は「きょう、スポーツ庁の鈴木大地長官、JOCの竹田恒和会長、日本体育協会の張富士夫会長と日本スポーツ振興センター(JSC)の大東和美理事長、日本パラリンピック委員会(JPC)の鳥原光憲会長との五者会談が実現しました。今後も定期的に会って情報交換をしていきたい」と報告。「これからの日本のスポーツ界を支えてくれる若い子供たちのためにも頑張っていきたい」と決意を話した。