米国オリンピック委員かい(USOC)は12月10日、年間で最も活躍した選手に贈る「オリンピック・アスリート・オブ・ザ・イヤー」の男子部門に、世界選手権の男子フリースタイル74kg級で2年ぶりに世界王者に返り咲き、ロンドン・オリンピックと合わせて4度目の世界一に輝いたジョーダン・バローズを選んだ。
レスリング界からこの賞を受賞するのは、1990年のジョン・スミス(男子フリースタイル62kg級)、2000年のルーロン・ガードナー(男子グレコローマン130kg級)に続き、15年ぶり3人目。
バローズは「この種の賞は水泳や陸上のようなメジャーな競技の選手が数多く受賞しており、レスリング選手は少なかった。私は大学を卒業した後、ずっとチャレンジしてきた。長い道のりだったが、とてもうれしい」とコメントした。