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2016.03.06

【オリンピック・アジア予選/展望(5)】元ロシアのキルギスが一歩リードか…男子フリースタイル97kg級

 《大会日程》
3月18日(金)  男子フリースタイル57・74kg級/男子グレコローマン59・85kg級/女子53・69kg級
    19日(土) 男子フリースタイル65・97kg級/男子グレコローマン75・130kg級/女子58・75kg級
    20日(日) 男子フリースタイル86・125kg級/男子グレコローマン66・98kg級/女子48・63kg級

《日本選手団》 / 《日本代表選考方法》


(注)下記はエントリーが判明する前の記事です。3月11日にエントリーが判明しましたクリック

 《男子フリースタイル97kg級展望

 【出場枠獲得済みの国】イラン

 【状況】
 アジアからはイランのみが出場枠を獲得。残る国では、2012年ロンドン・オリンピック出場の元ロシアのキルギスのほか、モンゴルやカザフスタンが強い階級。

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 【キルギス】
 国籍をロシアからキルギスに変えて2012年ロンドン・オリンピック出場を果たしたマゴメド・ムサエフ(27歳)が、2014年アジア大会、2015年アジア選手権、そして今年2月のアジア選手権で、いずれもイランに続いての2位に入っている。イランのいない状況下で出場枠獲得候補の最右翼といえよう。

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 【モンゴル】
 2014年アジア選手権優勝で昨年の世界選手権代表(初戦敗退)のクデルブルガ・ドルジカンドの出場は間違いあるまい。

 2014年世界選手権は7位に入賞。昨年の世界選手権で出場枠を逃したあと、世界軍隊選手権2位、今年1月のパリ・グランプリ2位、2月のヤシャ・ドク国際大会(トルコ)2位、アジア選手権3位と精力的に大会出場を果たし、結果を出している。

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 【カザフスタン】
 2014年アジア大会3位のマメト・イブラギモフが昨年。ヤリギン国際大会(ロシア)3位などの実績を残しているが、アジア選手権と世界選手権にはアリカン・ユマエフが出場(5位と15位)、今年2月のアジア選手権には昨年の世界ジュニア選手権96kg級3位のバクダウレット・アルメンタイ(20歳)が出場して3位に入賞。だれが出場してくるか。

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 【韓国】
 2013年アジア選手権96kg級優勝で昨年のアジア選手権3位のキム・ヤエガンが候補だろう。昨年の世界選手権は10位だった。

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 【その他】
 インドは2014年アジア選手権3位。同年アジア大会5位のサチャバート・カディアンがいる程度。ウズベキスタンは2月のアジア選手権でスクトブヤン・ムカラモフが5位に入賞しているが、目立った選手はいない。中国、タジキスタン、トルクメニスタンも同様。

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 《出場可能な国》
キルギス、カザフスタン、モンゴル、日本、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラク、インド、韓国、タジキスタン、中国、シンガポール、タイ

※各国とも2月のアジア選手権(タイ)に出場した選手数までしか出場できない。「数」が問題であり、同じ階級の必要はないので、この階級には出場していない国が他階級を放棄して出場してくる可能性もある。


 







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