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2016.06.19

【ポーランド国際大会・特集】出場選手(樋口黎、文田健一郎、太田忍)の声

(6月18日、ポーランド・スパワ)


 ■男子フリースタイル57kg級優勝・樋口黎(日体大)「決勝は35点です。今日は片足タックルやアンクルホールドが通用しない場面がありました。決勝は強い相手で、片足タックルに入るまでのタイミングはばっちりでしたが、そこから取り切れなかった。粘られてしまいました。何度も入れたので、すべて取れていれば、と悔やまれます。その部分が65点分です。

 決勝で決まった一本背負いはよく練習している技で、試合で出せればな、と思っていたので、うれしかったです。リオの前哨戦で優勝でき、オリンピックに向けて調子が上がっているということで、よかったです。自分のいる位置とかを気にするとうまくレスリングできなくなるタイプなので、気にせず、ぶつかっていきたいです。

 課題は減量なので、あと2ヶ月間、しっかり節制していきたいと思います」

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 ■男子グレコローマン59kg級優勝・文田健一郎(日体大)「合宿中は、去年のハンガリー・グランプリと同じように自分のよさを出せていなかったけど、試合ではうまくできて、よかったと思う。きのう組み合わせを見て、太田先輩とあたることが分かった時、お互いに『本気で』と話していました。

 太田先輩はオリンピックの前哨戦であったり、いろいろと背負っているものがあったと思いますが、僕は(2年前に負けた)インカレのリベンジという思いだったので、緊張は全くなかった。チャレンジャーだったのがよかったと思う。僕には太田先輩のような前に出る力がないので、その克服がこれからの課題です。お互い100%の状態だったら(まだ)勝てないと思っています。12月の全日本選手権で、お互いフラットな状態で闘い、実力で勝ちたいです。

 (4年後の東京オリンピックに向けて)ここでオリンピック代表の各国選手とやってみて、自分が思っていたよりも持ち味のリフト技やそり投げが通用する部分があると感じて自信になった。同級生の樋口黎には結果で負けたくないと思っていたので、最高の形になった」

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 ■男子グレコローマン59kg級・太田忍(ALSOK)=腰痛の悪化のため敗者復活戦を棄権して8位「試合に負けた要因はいろいろあるけれど、(ポイントを)取られた自分が悪い。失点しないという課題を克服するため、ひたむきに練習していこうと思う。

 ふだん一緒に練習している文田との試合では、『こうすれば勝てる』という思い込みがあった。僕が思っているよりも文田が強くなっていた。オリンピック前ということで、海外の選手に負けて課題を見つけた方がよかったのかもしれないが、文田は日本のトップで強い選手ですし、遠征中にいろいろな海外の選手と練習できたので、全体的には収穫の多い遠征でした。

 (得意の)胴タックルは使わないようにして遠征を過ごせたのはよかった。オリンピックでは、どんな試合でも1試合1試合を最後だと思って、『絶対に勝つ!』という気持ちをもって迎えたい」


 







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