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2017.01.08

オリンピック代表選手も参加して公認指導員講習会がスタート

 日本協会・指導者育成委員会による指導員講習会の第2期が1月7日、東京・味の素トレーニングセンターで約30人が受講して開講した。

 昨年は2004年アテネ・2008年北京両オリンピック銀メダリストの伊調千春さんらオリンピックのメダリストの参加があったが、今年も2012年ロンドン大会銅メダルの湯元進一・自衛隊コーチが参加。全日本チャンピオンの中村百次郎選手(日体大助手)も受講し、指導者としての理論を学んだ。

 多賀恒雄・指導者育成委員長(明大教)は「けがの防止と練習の効果に対する正しい知識を学ぶ」「知識だけでは指導はできない。経験により、各選手にあった指導を見つける」の2点の重要性を訴え、「2泊3日だけでは身につかない。学んだことを所属に持ち帰り、しっかり研究していい指導者を目指してほしい」と伝えた。

 この講習会は指導者を育成する目的で毎年2回実施されている。根性論による指導から脱却して正しい指導法を身につけさせることのほか、2013年から2度の講習会を受講して試験に合格しないと国民体育大会に監督やコーチとして参加することができないことになり、全日本トップレベルだった元選手や指導者を目指す現役選手も数多く参加している。

 8日は日本協会の福田富昭会長と栄和人強化本部長が来訪して受講者を激励する予定。協会を挙げた取り組みとなっている。

 この日は日本IBMアメリカンフットボールの小俣義信トレーニングコーチによる「発育発達に応じたトレーニング法」、日本協会・斎藤修審判員長による最新のルール解説と審判法の講義が行われた。

 2日目と最終日は「救急処置」「マナー・モラル」「テーピング」「練習計画の作成と実施方法」のほか、全日本コーチによる「基本技術とその指導法」の実技が行われる。

開講式での多賀恒雄・指導者育成委員長のあいさつ

日本IBMアメリカンフットボールの小俣義信トレーニングコーチによる講義


 







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