今年の全日本マスターズ選手権は1月22日(日)に東京・青少年総合センターで行われる(開会式=午前9時30分、試合開始=午前10時)。
参加選手はマスターズの部210選手、女子の部23選手、フレッシュマンズの部140選手、ビギナーズの部14選手、シルバーズの部4選手の計391選手。昨年が329選手(前年比+61選手)の出場だったので、それより62選手増。参加選手、増加数とも史上最高となった。
昨年、7年連続13度目の優勝を遂げた五位塚悟さん(山梨・山梨県協会)はE(56~60歳)69kg級に出場。14度目の優勝を目指す。昨年の世界ベテランズ選手権で初優勝した岡田英雅さん(東京・ワセダクラブ)はB(41~45歳)58kg級で7年連続優勝を目指す。
C(46~50歳)63kg級には、2000年シドニー・オリンピックの男子グレコローマン63kg級代表で長らく全日本コーチを務めていた元木康年さん(埼玉・和光クラブ)が初出場する。現役時代と同じ階級の体型を維持し、スタイルが違うとはいえ昨年夏まで全日本トップ選手と互角にスパーリングをやっていた強さを見せるか。
D(51~55歳)69kg級には1992年バルセロナ・オリンピック代表の森巧さん(秋田駐屯地)も出場するほか、シルバーズ部(ワンマッチ)には、1984年ロサンゼルス・オリンピック金メダリストの宮原厚次さん(埼玉県協会)が出場。日本協会の元総務委員長の村本健二さん(東京・フィギュアフォークラブ)と対戦する。
B(41~45歳)69kg級に出場する星野勇二さん(東京・和術慧舟会GODSジム)は、国士舘大レスリング部時代に国体2位などの成績を残してプロ格闘技へ進んだ選手。「CAGE FORCE」 で優勝するなど、総合格闘技の世界で実績を残している。
女子の部は日本人初のマスターズ世界チャンピオンになった飯田瑞江さん(神奈川・横須賀ジュニア)がA(30~45歳)53kg級に出場。世界選手権2位の実績を持つ清水真理子さん(群馬・富岡実高教)が昨年と同じく58kg級に出場する。
神奈川・US Navy Seahawks、東京・SKアカデミー、埼玉・COOL CHAMP CLUBなどから外国人選手も参加。昨年に続いて“国際大会”となる。
最高齢はG(66歳以上)69kg級に出場する80歳の杉田秀夫さん(秋田・体力づくり教室杉田道場)で、元南九州大学監督の西村盛正さん(同大学教=68歳)ら6選手で優勝を争う。