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2017.02.10

男子グレコローマンの全日本チームが沖縄で合宿スタート

 男子グレコローマンの全日本チームが2月9日、沖縄・豊見城市で合宿をスタートした。14日の帰京まで、砂浜での体力トレーニングなど1日3回の練習で体力と技術を養成する。沖縄県協会の招へいでの実施。男子の沖縄での合宿は2010年1月以来。

 東京では小雪もちらつき、気温が5度までしか上がらなかったこの日だが、那覇市の気温は15度まで上がり、外での体力トレーニングが十分にできる環境。帰京翌日の15日からは東京・味の素トレーニングセンターで次の全日本合宿にそなえ、温暖な中で十分に体力を高められそう。

 松本慎吾・男子グレコローマン強化委員長(日体大教)は「1日3回、がっちりやる。遊びでいくわけではない」と厳しい練習を予告。「場所を変えてやることで気分転換の意味もある」と、遠隔地でやる効果を話した。

 沖縄といえば、プロ野球の5球団がキャンプをやっており、サッカーのJリーグも同様。同じホテルには名古屋グランパスが泊まってキャンプインしている。練習などで交わることはないだろうが、「刺激にはなるでしょうね」と言う。

 リオデジャネイロ・オリンピック59kg級銀メダリストの太田忍(ALSOK)は、2月1~5日に恩師らとともにハワイへ行き、ワイキキビーチの砂浜やダイヤモンドヘッドの坂道で体力トレーニングをしたあとの参加。「あたたかい地での練習は、けがのリスクが少なくなる。ビーチでのランニングなどで足腰を徹底的に鍛えてきたい」と、つちかった体力をさらにアップさせたい腹積もり。

 技術的には、オリンピックの時はうまくできていなかった組み手や差しができるようになってきているので、「そこをもう少ししっかりできれば、レベルアップにつながる」と、マットワークにも力をいれる。

 この合宿のあとはキューバへ遠征し、合宿と大会出場が待っている。「しっかり仕上げて向かいたい」と言う。

 75kg級の屋比久翔平(日体大)は沖縄・浦添工高出身。全日本選手権2連覇を達成し故郷に“凱旋”する。「負けていたら、行くのは恥ずかしかったですね。勝ってよかった。わくわくしています」と、故郷での全日本合宿に気持ちは高揚。沖縄の高校生やキッズ選手も練習を見にくるようで、「いい刺激になればいいですね」と話した。

 米国・コロラドスプリングズでの「デーブ・シュルツ国際大会」で銅メダルを取り、5日に帰国したばかり。「多少の疲れは残っているけど、帰国翌日から練習できたので大丈夫です」とコンディションは問題なし。「取り切らなければならないところで取れなかったことが多かったので、克服したい」とのテーマを持ち、故郷での合宿を迎える。

 チームは那覇空港に着いた後、地元関係者に迎えられ、午後から練習を開始した。(沖縄での写真は、沖縄県体育協会提供)


 







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