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2017.04.18

【4・22~23JOC杯・展望(1)】山崎弥十朗(早大)の通算4連覇なるか…ジュニア・男子フリースタイル

 若手選手の登竜門であるJOCジュニアオリンピックカップは4月22日(土)~23日(日)に神奈川・横浜文化体育館で行われ、ジュニアとカデットの2部門にわたり、次世代を占う闘いが展開される。ジュニア3部門の優勝候補選手とホープ選手を拾った。


《組み合わせ》 / 《進行予定表》

※エントリーに基づいた展望であり、負傷等は勘案しておりません

 ◎男子フリースタイル

 【50kg級】

 3月の全国高校選抜大会を制した谷口龍我(千葉・日体大柏)がエントリー。勢いを持ち込めるか。昨年の全国高校選抜大会3位の桜井龍大(日本文理大=熊本・玉名工高卒)が西日本の意地を、昨年3位の後藤大河(東北学院大)が東北の意地を、それぞれ見せられるか。

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 【55kg級】

 昨年3位で東日本学生秋季新人選手権2位の新井陸人(日体大)が栄冠を勝ち取れるか。昨年の50kg級を制し、階級を上げた松井稜(山梨学院大=岐阜・中京高卒)、国体少年55kg級優勝の荒木大貴(専大=熊本・玉名工高卒)ら大学の新1年生がどう挑むか。松井と荒木は準決勝で対戦する組み合わせ。

 高校選手では、昨年カデット50kg級優勝の服部大虎と、昨年のインターハイと3月の全国高校選抜大会を制した山口海輝千葉・日体大柏勢が優勝争いに加われるか。

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 【60kg級】

 昨年のチャンピオンは負傷欠場。同2位でアジア・ジュニア選手権2位の吉村拓海(早大)に、昨年のアジア・カデット選手権63kg級優勝で国体60kg級も制した榊大夢(山梨学院大=鹿児島・鹿屋中央高卒)、国体少年60kg級3位の谷山拓磨(拓大=京都・京都八幡高卒)、インターハイ55kg級2位の松尾洸希(明大=岐阜・岐南工高卒)らが挑む。吉村と谷山、榊と松尾がそれぞれ同じブロック。

 3月の全国高校選抜大会優勝の小川航大(青森・八戸工大一高)が、どこまで上位に食い込めるか。

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 【66kg級】

 昨年3位でインターハイを制した梅林太朗(早大=東京・帝京高卒)、インターハイ2位の志賀晃次郎(拓大=京都・京都八幡高卒)の争いが、大学へ舞台を移して展開されるか。お互いに勝ち上がれば準決勝で対戦。反対のブロックにいる中村剛士(専大)はカデットで優勝経験があり、ジュニアでの優勝を目指す実力はあるはず。

 3月の全国高校選抜大会を制した安楽龍馬(山梨・韮崎工高)、昨年の世界カデット選手権63kg級3位の基山仁太郎(三重・いなべ総合学園高)ら高校選手がどこまで上位に食い込めるか。

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 【74kg級】

 全日本選手権2位の山崎弥十朗(早大)が頭ひとつ以上抜け出ている状況。実力を発揮してジュニア3連覇、カデットから通算すると4連覇なるか。

 挑む筆頭は、2015年の高校三冠王者(全国高校選抜大会、インターハイ、国体)で昨年の全日本学生選手権3位の吉田隆起(拓大)、昨年の高校三冠王者の三輪優翔(日体大=和歌山・和歌山北高卒)。お互いに勝ち上がれば準決勝で対戦するので、山崎への“挑戦者決定戦”となるか。

 昨年カデット69kg級優勝の井筒勇人(千葉・日体大柏高)、3月の全国高校選抜大会を制した坂野秀尭(鹿児島・鹿屋中央高)、同2位の伊藤朱里(京都・網野高)らの高校選手がどこまで上位へ食い込めるか。

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 【84kg級】

 昨年74kg級3位だった松雪泰成(専大)が全日本選手権86kg級3位の実力を見せるか。昨年2位の横山凛太朗(山梨学院大=三重・いなべ総合学園高卒)が台頭するか。お互いに勝ち上がれば準決勝で対戦する。

 反対ブロックには、3月の全国高校選抜大会優勝の山田修太郎(秋田・秋田商高)と、昨年の高校三冠王者ながら同決勝で山田に敗れた石黒隼士(埼玉・花咲徳栄高)がいる。大学生の間を勝ち抜き、準決勝で再戦なるか。

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 【96kg級】

 一昨年2位、昨年優勝の石黒峻士(日大)が全日本選手権97kg級3位の実力を発揮し、連覇を達成するか。カデットでも2度優勝しており、勝てば通算4度目の優勝となる。執行優大(福岡大)が西日本学生王者の意地を見せられるか。

 昨年カデット100kg級優勝の山本壮大(静岡・飛龍高)、昨年の国体少年96kg級優勝の吉田ケイワン(埼玉・花咲徳栄高)は、ともに3月の全国高校選抜大会の優勝を逃した。巻き返しなるか。

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 【120kg級】

 昨年2位で全日本大学選手権3位などの山本泰丈(日大)が一歩リードか。グレコローマンで国体少年2位の実績を持つ藤本歩(山梨学院大)、昨年の国体少年120kg級3位の森右秀(愛知・星城)がどこまで食いつけるか。


 







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