【６・16～18明治杯全日本選抜選手権・展望（13）】坂上嘉津季（ＡＬＳＯＫ）と熊野ゆづる（日大）の争いか…女子58kg級
《大会日程》＝各日とも試合開始は午前10時 場所：東京・代々木競技場第２体育館
６月16日（金） 男子フリースタイル57・86・125kg級 ／ 男子グレコローマン66・80・98kg級 ／ 女子58kg級・75kg級
17日（土） 男子フリースタイル65・74・97kg級 ／ 男子グレコローマン71・75・130kg級 ／ 女子53・55・63kg級
18日（日） 男子フリースタイル61・70kg級 ／ 男子グレコローマン59・85kg級 ／ 女子48・60・69kg級
【女子58kg級・展望】＝８選手（６月16日実施）
階級を落として日本一の座を守れるか、坂上嘉津季（ＡＬＳＯＫ）
全日本選手権を制した川井梨紗子は60kg級へ、同２位の浜田千穂は55kg級へ、それぞれエントリー。空いた席を、60kg級で優勝して階級を落とした坂上嘉津季（ＡＬＳＯＫ）、世界ジュニア選手権59kg級優勝で全日本選手権３位の熊野ゆづる（日大）らが争う。
坂上は１月のヤリギン国際大会（ロシア）60kg級で優勝し、５月のアジア選手権（インド）は58kg級で３位と地力は十分。
熊野は２月のクリッパン女子国際大会（スウェーデン）で３位に入賞し、シニアの国際舞台でも実力を発揮。５月の「Beat the Streets」ではオリンピック53kg級チャンピオンのヘレン・マルーリス（米国）とも善戦し勢いを持っている。
昨年のアジア選手権に出場した樋口美賀子（環太平洋大）も意地を見せたいところ。
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女子
【2016年５月：明治杯全日本選抜選手権】（所属は当時）
▼決勝
浜田千穂（日体クラブ）○［12－６］●熊野ゆづる（東京・安部学院高）
▼３位決定戦
花井瑛絵（愛知・至学館高）○［不戦勝］●坂上嘉津季（ＡＬＳＯＫ）
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【2016年12月：天皇杯全日本選手権】（所属は当時）
▼決勝
川井梨紗子（至学館大）○［３－０］●浜田千穂（キッコーマン）
▼準決勝
川井梨紗子（至学館大）○［Ｔフォール、2:55=14－1］●花井瑛絵（愛知・至学館高）
浜田千穂（キッコーマン）○［４－１］●熊野ゆづる（東京・安部学院高）
◎エントリー選手
※リオデジャネイロ・オリンピック＆2016年世界選手権代表、この階級の全日本選手権１～３位以外はアイウエオ順
 坂上嘉津季（ＡＬＳＯＫ） |
 熊野ゆづる（日大） |
 樋口美賀子（環太平洋大） |
《2016年全日本選手権３位》
熊野ゆづる（くまの・ゆづる＝日大）
1998年11月６日生まれ、18歳。青森県出身。東京・安部学院高卒。158cm。2016年世界ジュニア選手権59kg級優勝
岩澤希羽（いわさわ・きは＝至学館大）
1999年２月８日生まれ、18歳。青森県出身。青森・八戸工高卒。158cm。2017年ジュニアクイーンズカップ59kg級３位
小林奏音（こばやし・かなね＝早大）
1996年４月７日生まれ、21歳。長野県出身。長野・佐久長聖高卒。158cm。2016年全国社会人オープン選手権優勝
今佑海（こん・ゆうみ＝日大）
1996年10月31日生まれ、20歳。東京都出身。東京・安部学院高卒。163cm。2016年全日本選手権５位
坂上嘉津季（さかがみ・かつき＝ＡＬＳＯＫ）
1992年11月７日生まれ、24歳。千葉県出身。愛知・至学館高～至学館大卒。160cm。2016年全日本選手権60kg級優勝、2017年アジア選手権３位
坂上楓舞希（さかがみ・ふぶき＝至学館大）
1996年２月28日生まれ、21歳。千葉県出身。愛知・至学館高卒。158cm。2016年全日本選抜選手権５位
樋口美賀子（ひぐち・みかこ＝環太平洋大）
1995年10月20日生まれ、21歳。和歌山県出身。大阪・香ヶ丘リベルテ高卒。160cm。2016年全日本選手権５位
廣瀬瑠実（ひろせ・るみ＝青山学院大）
1995年９月５日生まれ、21歳。静岡県出身。東京・安部学院高卒。164cm。2016年全日本学生選手権３位
