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2017.09.20

【2017年世界選手権・レビュー(4)】女子60kg級/決勝・表彰式・メダリスト略歴

【女子60kg級・決勝】川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)○[Tフォール、5:26=13-0]●Ragan, Allison Mackenzie(米国)

オリンピックに続いて世界一に輝いた川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)=撮影・保高幸子


左から2位=アリソン・マッケンジー・ラガン(米国)、優勝=川井梨紗子(日本)、3位=アナスタシア・グリゴリエワ(ラトビア)、ヨハンナ・マットソン(スウェーデン)=撮影・保高幸子

【女子60kg級・優勝】川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)

 1994年11月21日生まれ、22歳。石川県出身。愛知・至学館高~至学館大卒。160cm。2009年全国中学生選手権優勝、2011年世界カデット選手権52kg級優勝などを経て、2012年全日本選抜選手権51kg級で優勝し、世界選手権7位へ。2013・14年は世界ジュニア選手権55・59kg級で優勝した。

 2015年は階級を上げて世界選手権63kg級で2位。2016年はアジア選手権で勝ったあと、リオデジャネイロ・オリンピックを制した。2017年から60kg級で闘い、アジア選手権で優勝し、世界選手権でも勝った。

《1回戦~決勝の成績》
決  勝 ○[Tフォール、5:26=13-0]Ragan, Allison Mackenzie(米国)
準決勝 ○[6-0]Mattsson, Johanna(スウェーデン)
3回戦   ○[Tフォール、3:12=10-0]Morais, Linda(カナダ)
2回戦   ○[6-2]Baatarjav, Shoovdor(モンゴル)
1回戦   ○[負傷棄権、1:07=2-2]Ovcharova, Lyubov(ロシア)


【女子60kg級・2位】Ragan, Allison Mackenzie(アリソン・マッケンジー・ラガン=米国)

 1992年6月16日生まれ、25歳。7歳からレスリングを始める。2011・12年に世界ジュニア選手権63kg級3位。2013年はワールドカップに出場し、ユニバーシアード59kg級で2位。世界選手権に初出場する(9位)とシニアの世界で台頭。

 2014年世界選手権58kg級で5位に入賞し、2015年世界選手権にも出場したが、リオデジャネイロ・オリンピックは逃す。再起し、2016年世界選手権60kg級で2位のあと、2017年はヤリギン国際大会(ロシア)3位、パンアメリカン選手権優勝と好調を続けた。

 


【女子60kg級・3位】Grigorjeva, Anastasija(アナスタシア・グリゴリエワ=ラトビア)

 1990年5月12日生まれ、27歳。14歳からレスリングを始める。2007年欧州カデット選手権56kg級2位、2008年欧州ジュニア選手権55kg級優勝などを経て、2010年欧州選手権55kg級優勝。世界選手権ではなかなか上位へ行けなかったが、2012年オリンピック最終予選63kg級で2位となり、ロンドン・オリンピックへ出場して9位。

 その後、2013・14・16年欧州選手権優勝、2014年世界選手権3位などを経て2016年リオデジャネイロ・オリンピックへ出場した(8位)。2017年は60kg級に下げ、欧州選手権2位だった。


【女子60kg級・3位】Mattsson, Johanna(ヨハンナ・マットソン=スウェーデン)

 1988年5月2日生まれ、29歳。8歳からレスリングを始める。吉田沙保里のライバルの一人、ソフィア・マットソンの姉。2004年欧州カデット選手権52kg級優勝、2005年世界ジュニア選手権55kg級優勝など早くから頭角を表し、2006年からシニアでも闘うが、北京オリンピックは国内に強敵がいて出場できず。

 2009年欧州選手権59kg級優勝、2010年世界選手権3位など成績を残したが、ひざの負傷で2012年ロンドン・オリンピックは出場できなかった。2014年に復帰し、同年の欧州選手権60kg級優勝、2015年世界選手権58kg級5位などを経て、リオデジャネイロ・オリンピックに出場した(14位)。

 2017年は60kg級に戻し、欧州選手権3位、スペインGP3位を経て世界選手権へ臨んだ。







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