ＵＷＷカデットの新階級決まる…高体連の実施階級は愛媛国体中に検討

　世界レスリング連盟（ＵＷＷ）は10月4日、2018年1月から実施されるカデット（16～17歳）とスクールボーイ・スクールガール（14～15歳）の新階級を発表した。男女とも各10階級で、フリースタイルとグレコローマンで同じ階級。

　シニア、U-23（19～23歳）、ジュニア（18～20歳）の実施階級は8月の世界選手権（フランス）の期間中に発表されており、3部門とも同じ階級となる（クリック）。

　全国高体連のレスリング専門部は、来年3月に行われる全国高校選抜大会（新潟市）は、今月から県予選が始まることもあり、現行の階級と計量ルールで実施することを決めているが、4月以降については、千葉裕司理事長によると、今月7日から始まる愛媛国体の期間中に臨時の会議を開き、話し合いたいとしている。

　ＵＷＷの新階級はジュニア、カデットとも10階級。高体連の大会は選手数を増やすことが難しいため、どちらの部門に準ずるにせよ、個人戦8階級、団体戦7階級で実施する予定という。

　カデットとスクールボーイ・スクールガールの新階級は下記の通り（注＝日本では、スクールボーイ・スクールガールの部門は実施していません）。

《UWWリリース》

カデット

■男子両スタイル＝41～45・48・51・55・60・65・71・80・92・110kg級

■女子＝36～40・43・46・49・53・57・61・65・69・73kg級

スクールボーイ・スクールガール

■男子両スタイル＝34～38・41・44・48・52・57・62・68・75・85kg級

■女子＝29～33・36・39・42・46・50・54・58・62・66kg級

（参考）シニア、U-23、ジュニアの階級は下記の通り。

オリンピック階級

■男子フリースタイル＝57、65、74、86、97、125kg級

■男子グレコローマン＝60、67、77、87、97、130kg級

■女子＝50、53、57、62、68、76kg級

非オリンピック階級を含めた階級

■男子フリースタイル＝57、61、65、70、74、79、86、92、97、125kg級

■男子グレコローマン＝55、60、63、67、72、77、82、87、97、130kg級

■女子＝50、53、55、57、59、62、65、68、72、76kg級