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2017.10.07

【2017年世界選手権・レビュー(15)】男子グレコローマン66kg級/決勝・表彰式・メダリスト略歴

【男子グレコローマン66kg級・決勝】
Ryu, Han-Soo(柳漢壽=韓国)○[2-1]●Bernatek, Mateusz(ポーランド)

4年ぶりの世界一に輝き、韓国グレコローマンの意地を見せた柳漢壽=撮影・保高幸子


左から2位=マテウス・ベルナテク(ポーランド)、優勝=リュ・ハンス(柳漢壽=韓国)、3位=アルテム・スルコフ(ロシア)、アタカン・ユエクセル(トルコ)=撮影・保高幸子

【男子グレコローマン66kg級・優勝】Ryu, Han-Soo(柳漢壽、リュ・ハンス=韓国)

 1988年2月1日生まれ、29歳。11歳からレスリングを始める。2006年に60kg級でアジア・ジュニア選手権優勝、世界ジュニア選手権3位へ。翌年も世界ジュニア選手権で3位となり、2008年はアジア・ジュニア選手権優勝。

 シニアになってしばらくは国際舞台での活躍はなく、2012年ロンドン・オリンピックは国内予選を勝ち抜けなかった。しかし2013年の世界選手権66kg級で優勝。2014年のアジア大会でも勝ち、2015年世界選手権は2位。2016年リオデジャネイロ・オリンピックは5位。

 現役を続行し、オリンピック後の初の国際大会となった今大会で2度目の世界一に輝いた。

《1回戦~決勝の成績》
決  勝 ○[2-1]Bernatek, Mateusz(ポーランド)
準決勝 ○[2-1]Surkov, Artem(ロシア)
4回戦  ○[2-1]Aslanyan, Karen(アルメニア)
3回戦  ○[5-2]Freuler, Flavio(スイス)
2回戦  ○[2-1]Mammadov, Kamran(アゼルバイジャン)
1回戦   BYE


【男子グレコローマン66kg級・2位】Bernatek, Mateusz(マテウス・ベルナテク=ポーランド)

 1994年1月12日生まれ、23歳。10歳からレスリングを始める。2011年欧州カデット選手権58kg級3位、2013年欧州ジュニア選手権66kg級優勝で台頭。2014年からシニアの国際大会でも優勝や上位入賞を重ねたが、リオデジャネイロ・オリンピックには出場できず。

 2016年U-23欧州選手権66kg級で優勝し、2017年ハンガリーGP2位、ピトラシンスキ国際大会(ポーランド)3位などで実績を積み、今大会へ臨んだ。


【男子グレコローマン66kg級・3位】Surkov, Artem(アルテム・スルコフ=ロシア)

 1993年10月15日生まれ、23歳。8歳からレスリングを始める。2009年欧州カデット選手権46kg級3位、2013年欧州ジュニア選手権66kg級2位を経て、2014・15年にはワールドカップのメンバーへ。2015年にU-23欧州選手権と欧州大会で優勝し、世界選手権3位と飛躍した。

 2016年のロシア選手権は2位に終わり、リオデジャネイロ・オリンピックには出場できず。その後のゴールデンGP決勝大会で優勝し、2017年は欧州選手権やピトラシンスキ国際大会(ポーランド)で優勝した。


【男子グレコローマン66kg級・3位】Yueksel, Atakan(アタカン・ユエクセル=トルコ)

 1985年8月13日生まれ、32歳。11歳からレスリングを始める。2005年欧州ジュニア選手権60kg級優勝を経てシニアへ。国際大会の上位に入ることはあってもメダルはなく、2008年北京オリンピックは出場できず。2012年ロンドン・オリンピックには66kg級で出場したが初戦敗退。

 その後も世界選手権では上位にいけず、2016年リオデジャネイロ・オリンピックは出場できなかった。2017年にベービ・エムレ国際大会(トルコ)66kg級で優勝、欧州選手権5位などを経て世界選手権で初のメダル獲得。

 

 







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