日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2017.12.02

日本が3戦全勝で決勝へ、中国を相手に3連覇へ挑む…女子ワールドカップ・第1日

米国戦でフォール勝ち。チームの勝利を決定づけた伊藤友莉香主将(自衛隊)

 【チェボクサリ(ロシア)】2年ぶりに実施された女子ワールドカップは12月1日、8ヶ国が参加して開幕。予選リーグが行なわれ、A組の日本は3試合を勝ち抜き、全勝で決勝へ進んだ。最終日、3連覇をかけてB組1位の中国と対戦する。

 日本は1回戦のスウェーデン戦をチームスコア8-0で圧勝。48kg級の須崎優衣(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)と53kg級の向田真優(至学館大)の現・前世界チャンピオンがテクニカルフォールで勝つ幸先いいスタート。不戦勝を含めて6-0としたあと、75kg級の古市雅子(日大)が今年の世界ジュニア選手権72kg級3位のデニス・サビナ・マコタストロームに終盤までリードされる展開だったが、ラスト14秒からの攻撃で6-6の同点に追いつき、ラストポイントで勝った。

 2回戦のロシア戦も須崎と向田がテクニカルフォールで勝利。続く55kg級を4-4のビッグポイント差で不覚を喫したものの、そのあとの2試合に勝って4勝目。69kg級は敗れたものの、ポイントを取っての判定負けだったため、この時点でチームの勝利が決定。75kg級の古市が勝ってチームスコア5-3とした。

 全勝対決となった米国との3回戦も須崎、向田がテクニカルフォール勝ちする必勝パターン。2試合を落としてチームスコア2-2となったが、60kg級の川井友香子(至学館大)が世界2位のアリソン・ラガンに8-1で勝ち、63kg級の伊藤友莉香(自衛隊)がフォール勝ち。最終的にチームスコア4-4となったが、総勝ち点の差で日本の勝利となった。

 B組は3回戦で中国とモンゴルが全勝対決。中国が勝って決勝進出を決めた。

 各試合結果は下記の通り。

開会式

試合間のアトラクション


予選リーグ

 【A組】

 ▼1回戦
日本○[8-0]●スウェーデン、米国○[4-4(勝ち点14-13)]●ロシア

 ▼2回戦
日本○[5-3]●ロシア、米国○[7-1]●スウェーデン

 ▼3回戦
日本○[4-4(勝ち点18-13)]●米国、ロシア○[4-3]●スウェーデン

 《順位》[1]日本 3勝、[2]米国 2勝1敗、[3]ロシア 1勝2敗、[4]スウェーデン 3敗

-------------------------------------------

 【B組】

 ▼1回戦
中国○[8-0]●ウクライナ、モンゴル○[6-2]●アゼルバイジャン

 ▼2回戦
中国○[8-0]●アゼルバイジャン、モンゴル○[6-2]●ウクライナ

 ▼3回戦
中国○[5-3]●モンゴル、ウクライナ○[4-4(勝ち点17-13)]●アゼルバイジャン

 《順位》[1]中国 3勝、[2]モンゴル 2勝1敗、[3]ウクライナ 1勝2敗、[4]アゼルバイジャン 3敗







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に