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2017.12.11

福岡大が2季ぶりの27度目の優勝…西日本学生秋季リーグ戦・最終日

7戦全勝で2季ぶりの優勝! 藤井雅人部長が宙に舞う

 西日本学生秋季リーグ戦最終日は12月10日、大阪・堺市金岡公園体育館で行われ、福岡大が2季ぶりの27度目の優勝を決めた。

 今季の一部リーグは試験的に総当たり形式を取り入れた。8チームのエントリーのため2日間で7試合消化する日程で、所属人数が少ない福岡大には不利かと思われたが、チーム力によって7戦を無敗で駆け抜けた。

 天王山となったのは、6勝同士で迎え、福岡大の約2倍の選手を擁する中京学院大との一戦だった。1番手の57kg級から互いに連勝を許さず一進一退の攻防が続いたが、福岡大5番手の執行優大が3勝目を挙げて王手をかけると、6番手の74kg級の嶋江健太も続いて4勝目。7戦全勝での優勝が決まった。

 総当たり戦となったことで、一部リーグの上位の常連で選手層も充実している中京学院が優勝候補に挙げられていたが、秋季リーグは3年連続の2位と、今年も一歩届かなかった。春季王者の同志社大は主力のけがや欠場が響き、2勝5敗で7位。かろうじて一部リーグに留まった。昇格してきたばかりの関大が7戦全敗で最下位となり、来季の降格が決まった。

 二部リーグは、一部から降格してきた九州共立大が圧巻の強さを見せ、5戦全勝で優勝。内容も34勝1敗。圧倒的な強さで一部復帰を決めた。2位は関西学院大、3位は帝塚山大だった。

 二部リーグはこの2年間、春は関西大が優勝し、秋は九州共立大が優勝し、ともに一部に昇格するも定着せず、この2大学が一部と二部を行き来している状況となった。

 各試合結果は下記の通り。(文・撮影=増渕由気子)


順位・個人賞 一部・星取り表 一部・内訳成績
二部・星取り表 二部・内訳成績

 《個人賞》

 【八田杯(一部最優秀選手)】関口巡(福岡大)、【松井杯(一部敢闘賞)】山本隼平(中京学院大)、【小田原杯(二部最優秀選手)】河野公亮(九州共立大)、【井川杯(二部敢闘賞)】茶圓要(関西学院大)、【岩野杯(年間功労賞)】山口直人(徳山大)


一部リーグ

 ▼4回戦(続き)
中京学院大○[6-1]●関大

 ▼5回戦
立命館大○[5-2]●関大、日本文理大○[4-3]●徳山大
中京学院大○[6-0]●同志社大、福岡大○[4-3]●近大

 ▼6回戦
立命館大○[4-3]●日本文理大、徳山大○[6-1]●関大
福岡大○[7-0]●同志社大、中京学院大○[5-2]●近大

 ▼7回戦
立命館大○[4-3]●徳山大、日本文理大○[4-3]●関大
近大○[4-3]●同志社大、福岡大○[5-2]●中京学院大

《順位》[1]福岡大 7勝、[2]中京学院大 6勝1敗、[3]立命館大 5勝2敗、[4]近大 3勝4敗(26勝)、[5]日本文理大 3勝4敗(19勝)、[6]徳山大 2勝5敗(23勝)、[7]同志社大 2勝5敗(18勝)、[8]関大 7敗

二部リーグ

 ▼4回戦
桃山学院大○[5-2]●大体大、九州共立大○[7-0]●天理大、関学大○[4-3]●帝塚山大

 ▼5回戦
天理大○[5-2]●大体大、関学大○[6-1]●桃山学院大、九州共立大○[7-0]●帝塚山大

《順位》[1]九州共立大 5勝、[2]関学大 4勝1敗、[3]帝塚山大 3勝2敗、[4]桃山学院大 2勝3敗、[5]天理大 1勝4敗、[6]大体大 5敗

 







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