【天皇杯全日本選手権・展望（29）】復活階級で田野倉翔太（東京・自由ヶ丘学園高教）が実力見せるか…男子グレコローマン55kg級《12.20～21実施》

《大会日程》＝各日とも午前10時試合開始

男子グレコローマン55kg級・展望（12月20～21日実施）

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。

“本来の階級”で実力発揮するか、田野倉翔太（東京・自由ヶ丘学園高教）

　階級区分変更によって、4年ぶりに復活した階級。59kg級で世界選手権に出場したことのある田野倉翔太（東京・自由ヶ丘学園高教）が抜け出すか。2013年以来、4年ぶりの全日本王者を目指す。

　対抗の一番手は、昨年の世界ジュニア選手権2位で今年の全日本学生選手権59kg級2位の難波陽（青山学院大）となろう。59kg級での闘いはややきつかったようで、出場大会での優勝はなかったが、この階級では実力を開花させる可能性は十分。

　全日本学生選手権50kg級3位の高橋三四郎（山梨学院大）、全日本大学グレコローマン選手権3位の諏訪間翔太（拓大）が優勝争いにからめるか。

　若手では、8月の世界ジュニア選手権で3位に入り、日本の高校生選手として初めてグレコローマンのメダルを獲得した清水賢亮（北海道・帯広北高）の健闘が期待される。

《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女子

エントリー選手（13選手）

※2017年世界選手権代表、全日本選抜選手権１～３位以外はアイウエオ順

田野倉翔太（東京・自由ヶ丘学園高教）

難波陽（青山学院大）

清水賢亮（北海道・帯広北高）

稲葉 海人（いなば・かいと＝山梨・韮崎工高）
1999年5月18日生まれ、18歳。東京都出身。170cm。全国高校生グレコローマン選手権55kg級優勝

井上 征洋（いのうえ・まさひろ＝兵庫県協会）
1993年10月19日生まれ、24歳。兵庫県出身。兵庫・育英高～拓大卒。160cm。全日本社会人選手権59kg級2位

小川 翔太（おがわ・しょうた＝日体大）
1998年11月29日生まれ、19歳。大阪府出身。茨城・霞ヶ浦高卒。163cm。全日本学生選手権59kg級5位

片桐 大夢（かたぎり・ひろむ＝拓大）
1998年12月22日生まれ、19歳。静岡県出身。静岡・飛龍高卒。158cm。全日本大学グレコローマン選手権59kg級3位

神田 優人（かんだ・ゆうと＝中京学院大）
1998年6月1日生まれ、19歳。山梨県出身。山梨・農林高卒。162cm。全日本選抜選手権59kg級5位

清水 賢亮（しみず・けんすけ＝北海道・帯広北高）
1999年7月7日生まれ、18歳。北海道出身。164cm。ＪＯＣ杯ジュニア50kg級優勝

諏訪間 翔太郎（すわま・しょうたろう＝拓大）
1997年10月7日生まれ、20歳。神奈川県出身。佐賀・鳥栖工高卒。163cm。全日本大学グレコローマン選手権59kg級3位

高橋 三四郎（たかはし・さんしろう＝山梨学院大）
1998年1月24日生まれ、19歳。山梨県出身。山梨・農林高卒。162cm。全日本学生選手権59kg級3位

田野倉 翔太（たのくら・しょうた＝東京・自由ヶ丘学園高教）
1990年8月11日生まれ、27歳。東京都出身。東京・自由ヶ丘学園高～日体大卒。158cm。全日本選手権59kg級5位

難波 陽（なんば・よう＝青山学院大）
1996年1月28日生まれ、21歳。埼玉県出身。埼玉・埼玉栄高卒。163cm。全日本学生選手権59kg級2位

比嘉 優太（ひが・ゆうた＝神奈川大）
1998年2月5日生まれ、19歳。沖縄県出身。沖縄・浦添工高卒。163cm。全日本大学グレコローマン選手権59kg級5位

丸山 智也（まるやま・ともや＝山梨学院大）
1996年12月4日生まれ、21歳。山梨県出身。山梨・韮崎工高卒。164cm。全日本選抜選手権59kg級5位

山口 秀斗（やまぐち・ひでと＝神奈川大）
1997年11月12日生まれ、20歳。三重県出身。三重・朝明高卒。158cm。推薦