【全日本選手権／最終日・特集】健闘選手の声

（2017年12月23日 ／ 文＝増渕由気子、布施鋼治、岡野希春、斎藤葵）

　■男子フリースタイル57kg級・山口海輝（千葉・日体大柏高＝準決勝で世界王者の高橋侑希に敗れる）「高橋選手はすきのないレスリングで、自分のタックルが入り込めなかったのが反省点です。来年以降の試合でも闘うことになると思う。自分はスピードには自信があるので持ち味を活かしていきたいと思います。シニアの57kg級は自分に合っている階級だと思います。来春からは日体大に進学し、2020年の東京オリンピックを目指します」

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　■女子50㎏級・須崎優衣（JOCエリートアカデミー／東京・安部学院高＝準決勝で2年前の決勝で敗れた入江ゆきに敗れる）「自分の持ち味を出せず、入江選手に2年前と同じ負け方をしてしまいました。気持ちでは勝つと思っていたけれど、相手の技が上手でした。調整はうまくいっていたので、自分が弱かっただけです。ＪＯＣエリートアカデミー所属で闘う試合はこれが最後だったので、優勝をしてこれまでの恩を返したいと思っていました。試合前に戻ることはできないので、また一からの気持ちで頑張ります」