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2018.01.14

女子の全日本チームが東京・味の素トレーニングセンターで合宿スタート


新年最初の全日本合宿に臨んだ女子チーム

 女子の全日本チームが1月13日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿をスタート。昨年の好成績を受けての新たな闘いの年が始まった。18日まで行われる。

 栄和人・強化本部長は男子フリースタイルの合宿に参加中で、15日から合流予定。笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)は「去年で満足しないでほしい。ライバルは研究してくる。それらを見据えて上へステップしてほしい」とあいさつ。金浜良コーチ(ジャパンビバレッジ)は、味の素トレセンで生活しているJOCエリートアカデミーの選手にインフルエンザにかかってしまった選手がいることを説明し、体調管理を訴えた。

 笹山委員長は、先月の全日本選手権で世界チャンピオンの須崎優衣(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)が準決勝でテクニカルフォール負けした事実を挙げ、「2番手以下の選手も頑張れば勝てる。ハイレベルで切磋琢磨していけば、東京オリンピックで金メダルを取れる」と話し、50kg級だけでなく、すべての階級でこうした現象が起きることを期待する。

 現実は、川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)の62kg級や土性沙羅(東新住建)の68kg級などは“競う”という状況ではなく、2人の世界チャンピオンがずば抜けている状況が浮き彫りになっている。「もっと層が厚くなってほしい」と望むとともに、2人には、国内で競う状況ではないが、自分で実力を上げる方法を実践してくれることを期待した。

まず今月末、ヤリギン国際大会(ロシア)に挑む

 この冬は、今月末にチャンピオンと若手選手の混合チームで「ヤリギン国際大会」(ロシア)へ出場し、2月は高校生選手がクリッパン女子国際(スウェーデン)へ出場。同月末~3月初めのアジア選手権(キルギス)を経て、3月17(土)~18日(日)に高崎市で行なわれるワールドカップに臨む。

 地元開催のワールドカップは、当然のことながらベストメンバー。そのため、アジア選手権は必ずしも一番手の派遣にはならず、若手の登用もありうるという。笹山委員長は「ワールドカップで勝つことを目標に、若手選手も鍛えていきたい。研究されても勝てる選手を育成したい」と話した。

 同委員長とともにヤリギン国際大会に帯同する金浜コーチは「自分にとっては久しぶりのヤリギン国際大会。寒いところなので体調管理をしっかりさせたい。ここで勝てば『世界でも勝てる』という自信がつく。自分たちの世界選手権、のつもりで闘わせたい」と話した。

入籍を公表した鈴木博恵(クリナップ)を吉田沙保里コーチが祝福

 昨年の世界選手権75kg級で銅メダルを取った鈴木博恵(クリナップ)にとっては、新年初の合宿ということのみならず、新たな気持ちで臨む全日本合宿となった。昨年11月22日、語呂合わせで「いい夫婦の日」となっている日に、かねて交際していた拓大レスリング部OBで現在は病院勤務、同い年の皆川拓也さんと入籍。区切りをつけてから初めての合宿参加だ。

 クリナップの今村浩之監督は、全日本選手権で優勝してマスコミの前で公表することを勧めたそうだが、本人が照れて辞退。この日の公表となった。「何も変らないです」と平静を装ったものの、練習前、笹山委員長にうながされて選手の前で発表した時は、さすがに幸せそうな表情を浮かべた。

 世界3位になり、入籍して臨む2018年。まだ「東京オリンピックを目指す」とはっきりは言えない心境のようだが、今村監督は「目の前の大会をひとつずつこなしていけば」と、期待する。

 2012年ロンドン・オリンピックで金メダルを取った小原日登美さんがそうだったように、元レスリング選手が夫だけに、レスリング活動には理解を示してくれそう。「自分で何でもやる人ですから」と、合宿や遠征で家を空けることになっても心配はいらないとのこと。家庭というベースを持ち、飛躍が期待できる今後だ。

6面マットで汗を流した







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