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2018.02.10

父と娘の愛情物語に感動…レスリング映画「ダンガル きっと、つよくなる」の応援団結成イベント

レスリングの普及のため、「ダンガル」を応援する4人=提供・GAGA

 レスリングの普及と盛り上げを目指して本協会が後援するインドのレスリング映画「ダンガル きっと、つよくなる」の4月公開を前に、2月9日、栄和人強化本部長らが都内のホテルで行なわれた応援団結成イベントに出席。トークショー形式で映画を紹介するとともに、自身のレスリング人生を重ね合わせた。(関連記事1関連記事2

 出席したのは栄強化本部長のほか、吉田沙保里コーチ(至学館大職)、土性沙羅(東新住建)、川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)の計4人。ともに味の素トレーニングセンターで行なわれている3スタイル合同の全日本合宿に参加中で、前夜、全選手参加で映画を鑑賞していた(詳細は後日掲載)。

 反発と愛情を繰り返しながら栄光を目指す父と娘のきずなに、4人とも涙が出たという。出演している女優の“レスリング・テクニック”にも舌を巻き、「素人とは思えない」(吉田コーチ)と、そのプロ魂にも感動した様子だった。

本物のギータ(主人公)。インドに女子レスリングを根づかせた=撮影・保高幸子

 ■栄和人・強化本部長「スパルタ教育の中で得るものがあることを、指導者として、また親として感じました」

 ■吉田沙保里コーチ「自分の小さい頃からのレスリング人生に重なり、感動で泣きました。父と娘が頑張る姿に共感できるものがありました」

 ■土性沙羅「いろんな困難がある中で、親子で夢に向かっていく姿に感動しました」

 ■川井梨紗子「自分と当てはまる部分が多く、感情移入しました。(映画の中の)試合の時は力が入ってしまいました」

 栄本部長は長女(希和=ジェイテクト)がレスリングをやっており、他の3人はいずれも父親が元レスリング選手(川井は母親も)。川井は映画の主人公と同じく妹(友香子=至学館大)もレスリングをやっており、それぞれの立場からも感じるものがあったようだ、

映画をトークショー形式で語った4人

 吉田コーチは「家の中に道場があって逃げられなかった。(映画の主人公は)自分の父と似ていて共感する部分があった。小さい頃はやめたくてしょうがなかったけど、言えなかった」。父と栄本部長(至学館大監督)のことは「一時、大嫌いだった」と言う。

 一方、栄本部長は娘にレスリングをやらせることにこだわっておらず、希和選手は中学途中までレスリングとは無縁。映画ではレスリングを嫌がる娘に父がある仕打ちをしたが、「それができるか?」との問いには、「できない」-。厳しいのはチームの監督としてだけであり、父としては“甘い父”だった?

 映画はインドのみならず、中国でもヒット。興行収入96億円をたたき出した『君の名は。』の倍以上の差をつける200億円を超える記録を樹立した。イベントの最後に、報道陣から「日本でも『君の名は。』を超えてほしいですか?」と聞かれると、栄本部長は「もちろんです。ボクの名も超えてほしい」と、いつもながらの当意即妙(その場に応じた機転)の回答で会場を爆笑の渦へ。

 「レスリングの栄和人、スキンヘッド」は、今や全国区の知名度だが、「ダンガル」(ヒンズー語で「レスリング」)が、それを超える人気となることを望んだ。

※「ダンガル きっと、つよくなる」は、4月6日から全国公開







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