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2018.07.10

全日本女子チームが東京・味の素トレーニングセンターで合宿スタート


2大会の代表がすべて決まってから初めての全日本合宿をスタートした女子チーム

 8月のアジア大会(インドネシア)と10月の世界選手権(ハンガリー)の代表内定選手を含む全日本女子チームが7月8日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿をスタートした。世界選手権の2階級のプレーオフを終え、ともに全階級で代表が内定した。

 笹山秀雄強化委員長(自衛隊)は「両大会とも全階級でメダルを目指すことを伝えた。アジア大会は初めて女子6階級が実施される。全階級で金メダルと言いたいが、そんなに甘くない。すべての階級でメダルは手にしたい」と話す。

 プレーオフを見て、「女子の場合、グラウンドでポイントが取れていない。今回はグラウンドの強化のメーンテーマにしたい」と言う。そのほか、大舞台になればなるほど接戦のケースが多くなり、ラスト30秒の攻防で決着がつく場合が多いので、「終了間際の激しい攻防を想定した練習をやりたい。今までもやってきたが、結果として出てきていない。『守ったら駄目』という気持ちを徹底させたい」と話した。

 アジア大会は約40日後に迫っているが、世界選手権は3ヶ月以上先。世界大会にだけ出る選手は国内で練習を積むことになる。「モチベーションを切らすことなく、じっくりと強化に励んでほしい」と望んだ。

 14日までの合宿中には、日本フェンシング協会の太田雄貴会長(2008年北京オリンピック銀メダリスト)による講義なども予定されている。

“吉田沙保里”を目指す川井梨紗子

 主将に指名されているわけではないそうだが、チームリーダー的な存在の59kg級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ=アジア大会は62kg級)は「1大会だけの選手もいれば、2大会の選手もいますが、どの選手も目標が明確に決まったと思います」と話し、今年の2大イベントへ向けて、今回の合宿からどの選手も気持ちが高まっていくと予想する。

当面の課題はグラウンド強化。笹山秀雄強化委員長がグラウンド練習を見守る

 自身は、アジア大会出場は初めて。62kg級には昨年の63kg級世界チャンピオンのオーコン・プレブドルジ(モンゴル)が出てくると予想している。最近は、内容的に接戦と感じる試合が多いそうで、「気は抜けません。しっかり勝ちにいきたい」と気を引き締めた。

 前のチームリーダーだった吉田沙保里・現コーチ(至学館大職)は、練習の最後の補強トレーニングの時には常に先頭に立ち、大声を出してチームを鼓舞した。川井も今は自分がそれをやらなければという意識を持っているが、「疲れている時とかは、できないんですよねえ…」と苦笑い。吉田コーチはどんな時でも率先してやっていたとのことで、「まだまだですね。頑張ります」と話した。

 76kg級の皆川博恵(クリナップ)は、この日は皮膚の疾患のためマットワークを休んだが、「けがもないし、6月下旬の十日町合宿からいい感じできていると思います」と、気持ちは上向いている。

 2013年と2015年のアジア選手権で優勝しているが、今年3月のアジア選手権(キルギス)では2015年75kg級世界2位の中国選手に敗れて銀メダルに終わっている。その選手には3月のワールドカップ(群馬・高崎)でも負けているが、その中から「課題がはっきり分かった。自分のやるべきことを強化しています」と、アジア大会でのリベンジと優勝を目指す。

 主将役は川井がやっているが、チーム最年長選手として「自分が一生懸命にやっているところを若い選手に見せないとなりませんね」と話し、アジア大会と世界選手権まで全力入魂-。


 

齊籐将士コーチに挑む川井梨紗子


2日前にプレーオフで激戦を展開した須崎優衣(左)と入江ゆきのスパーリング


練習の最後は補強トレーニング







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