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2018.07.18

男子グレコローマンの全日本チームがトルコ遠征へ出発

トルコへ向かった男子グレコローマンの全日本チーム

 男子グレコローマンの全日本チームが7月17日、成田空港からトルコ遠征に出発した。20日(金)~22日(日)にイスタンブールで行われる世界レスリング連盟(UWW)のランキング決定大会「ベービ・エムレ&ハミト・カプラン国際大会」に出場する。

 60kg級でアジア大会(8月、インドネシア)と世界選手権(10月、ハンガリー)の代表に決まっている太田忍(ALSOK)は参加しないが、両大会、またはどちらかの大会に出場するほぼベストメンバーで臨む。

 監督を務める松本慎吾・男子グレコローマン強化委員長(日体大教)は「アジア大会の代表を中心に、世界選手権の代表も含めての遠征です。まずアジア大会に向けて、試合前の調整であったり、減量の仕方であったり、食事の摂り方などを確認し、外国選手に対して試合内容をしっかりチェックしたい」と遠征の目的を話し、その先の世界選手権に向けても、「試合の組み立てをしっかり確認してきたい」と続けた。

 笹本睦コーチ(日本協会アシスタントコーチ)は「アジア大会に向けてグラウンドの攻防を意識してやってもらいたい。グラウンドでしっかりとポイントを取れて、ディフェンスもできるように」と技術面でのテーマを話す。

主将を務める田野倉翔太(右)と全日本の遠征初参加の遠藤功章の“自由ヶ丘学園高コンビ”

 目標とする結果は「やはり2つぐらいは金メダルがほしいです。55、63、67kg級とかです。重量級は、現状だとメダルは厳しいかもしれないけれど、ひとつでも勝って、アジア大会へ向けてプラスになってほしい」と期待した。

 主将を務める55kg級の田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教)は「日本のグレコローマンは、アジア選手権や国際大会でしっかり成績を出してきている。今回も、このメンバーでベストな結果を出したい」と、チーム全体の底上げを目指す。

 田野倉と同じ自由ヶ丘学園高卒業で、初の全日本遠征参加となる63kg級の遠藤功章(日体大)は「シニアの国際大会は初めてです。自分の形をしっかり出して勝ちにいきたいと思います」と話した。

 日本チームは下記の通り。(取材・撮影=矢吹建夫)


役員

【監督】松本慎吾(日体大教)、【コーチ】笹本睦(日本協会アシスタントコーチ)

【トレーナー】近敏成(JSC日本スポーツ振興センター)、【帯同審判】阪本宏樹(日本郵便)


選手

▼55㎏級 田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教)
▼60㎏級 清水早伸(自衛隊)
▼63㎏級 遠藤功章(日体大)
▼67㎏級 下山田培(警視庁)
▼72㎏級 井上智裕(富士工業)
▼77㎏級 屋比久翔平(ALSOK)
   〃    阪部 創(自衛隊)
▼82㎏級 鶴田峻大(自衛隊)
▼87㎏級 角 雅人(自衛隊)
▼97㎏級 奈良勇太(警視庁警察学校)
▼130㎏級 園田 新(ALSOK)

 






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