【ブダペスト(ハンガリー)】2018年世界選手権第6日は10月24日、当地で男子グレコローマン4階級が始まり、55kg級の田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教)と63k級の遠藤功章(日体大)が敗者復活戦に回ることになり、銅メダル獲得を目指す。
田野倉は初戦の2回戦で6月のハンガリーGP優勝のザンセリク・サルセンバエフ(カザフスタン)を破ったあと、欧州王者のエルダニズ・アジズリ(アゼルバイジャン)に敗れた。アジズリが決勝に進んだことで、敗者復活戦へ回ることになった。ハンガリーと中国の勝者と対戦する。
遠藤は1回戦で昨年59kg級3位のステパン・マリャニャン(ロシア)に敗れたが、マリャニャンが決勝に進み、敗者復活戦の道がつながった。トルコ選手と対戦する。
72kg級の井上智裕(富士工業)は1回戦でインド選手を破ったものの、2回戦で2015年世界選手権71kg級優勝のラスール・チュナエフ(アゼルバイジャン)に1-3で黒星。チュナエフが準決勝で敗れ、敗者復活戦に進めなかった。
82kg級の前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)は1回戦で2016年リオデジャネイロ・オリンピック75kg級代表のコロンビア選手を破ったものの、2回戦で8月のドイツGP3位のローランド・シュワルズ(ドイツ)に敗れ、敗者復活戦の道が断たれた。
各選手の成績は下記の通り。
【55kg級】田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教) 21選手出場
敗復戦 (未定)
3回戦 ●[Tフォール、3:50=0-9]Azizli, Eldaniz(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[6-0]Sarsenbaev, Zhanserik(カザフスタン)
1回戦 BYE
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【63kg級】遠藤功章(日体大) 27選手出場
敗復戦 Bilici, Rahman(トルコ)
1回戦 ●[Tフォール、0:47=0-8]Maryanyan, Stepan(ロシア)
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【72kg級】井上智裕(富士工業) 29選手出場
2回戦 ●[1-3]Chunayev, Rasul(アゼルバイジャン)
1回戦 ○[Tフォール、4:44=9-0]Malik, KuldeepK(インド)
※敗者復活戦に回れず
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【82kg級】前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職) 25選手出場
2回戦 ●[Tフォール、1:53=0-11]Schwarz, Roland(ドイツ)
1回戦 ○[3-2]Munoz Jaramillo, Carlos Andres(コロンビア)
※敗者復活戦に回れず
《55kg級》田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教)
【3回戦】田野倉翔太●[Tフォール、3:50=0-9]○Azizli, Eldaniz(アゼルバイジャン)
【2回戦】田野倉翔太○[6-0]●Sarsenbaev, Zhanserik(カザフスタン)
《63kg級》遠藤功章(日体大)
【1回戦】遠藤功章●[Tフォール、0:47=0-8]○Maryanyan, Stepan(ロシア)
《72kg級》井上智裕(富士工業)
【2回戦】井上智裕●[1-3]○Chunayev, Rasul(アゼルバイジャン)
【1回戦】井上智裕○[Tフォール、4:44=9-0]●Malik, KuldeepK(インド)
《82kg級》前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)
【2回戦】前田祐也●[Tフォール、1:53=0-11]○Schwarz, Roland(ドイツ)
【1回戦】前田祐也○[3-2]●Munoz Jaramillo, Carlos Andres(コロンビア)