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2019.01.02

男子グレコローマンの全日本チームが元旦練習


2019年の初日から練習を開始した男子グレコローマン・チーム

 先月30日から東京・味の素トレーニングセンターで合宿を始めた男子グレコローマンの全日本チームが1月1日、新年最初の練習を実施。午前7時、初日の出の下でランニングをしたあと、午前10時からマットワーク、午後は体力トレーニングを行った。

 区切りの元旦での練習。松本慎吾・男子グレコローマン強化委員長(日体大教)は「30日から合宿してきて、年が明けたという感覚はない」としながら、「やはり新年初の練習というのは、は気持ち的に違うかな」と話した。

 「各自が意識を高め、個々に変わっていかないと実力を高めることにつながらない。このことは何度も投げかけていく」と言う。どの所属も年末年始は練習を休むのが普通で、自身が監督を務める日体大も練習は休み。「それが日本の習慣だが、来年は東京オリンピックがあり、今年はその予選が始まる特別な年。普通は休む期間を強化にあてたい」と、あらためて2年合宿の理由を話した。

 最も注意させるのは、けがしないこと。「緊張感をもって練習させたい。小さなけがは仕方ないが、けがで一人が休むと、腐ったミカンのように連鎖していく」とし、選手に注意を喚起した。

 全日本王者に返り咲いて初めての全日本合宿を迎えた60kg級の文田健一郎(ミキハウス)は「この流れを切らさずにやっていきたい。元旦といっても、1日は1日で、他の日と変わらない。オリンピックまでの期間を意識してやっていきたい」と話す。

 冬の欧州遠征は参加せず、4月のアジア選手権(中国)に照準を合わせて強化する予定という。「自分の闘い方を大きく変えることなく、伸ばすところは伸ばしてレベルアップしたい」。アジア選手権では優勝が「当然」とのことで、「アジアのレベルは高いので、優勝することが世界で勝つことにつながる」と語気を強めた。

挑まれるプレッシャーをエネルギーに変える…小路直頌(自衛隊)

 全日本王者として初の参加となる77kg級の小路直頌(自衛隊)は「追われる立場になった。研究されもする。それを意識して練習し、ステップアップしたい」と言う。これまでは練習相手を求める立場だったが、この合宿ではライバルから請われるそうで、「挑まれることで、追われるプレッシャーを感じる」と言う。

常に実戦を想定した練習を実行

 整列の時、最前列に並んで「気持ちがいい」と話す一方、「チャンピオンになったからといって、あぐらをかかずに、チャレンジ精神をもってやりたい」と言う。2月の欧州遠征と4月のアジア選手権は両方参加する予定で、全日本メンバーとしての国際大会は初の経験となる。「日本代表で出るからには、結果を出したい。ヨーロッパ選手は日本選手にはない瞬発力や技の入りがあると思う。勉強して吸収してきたい。大変だけど、楽しみが多い。アジア選手権にも出て、ヨーロッパとアジアの双方のレスリングを学んで実力をアップしたい」と話した。

 高校選手も2人が参加している。55kg級で全日本選手権2位となった松井謙(岐阜・中京学院大中京高)は「ついていくのが精いっぱい。スパーリングは1本目からきつい。実力差を感じます」と言う。差を一番感じるのは「体力がないこと」と、グラウンドの攻防だと言う。

 60kg級で全日本選手権3位となった曽我部京太郎(愛媛・今治西高)も「ボコボコにされました」と振り返る。試合で出せる力こそが実力だが、練習では地力の差が試合以上に出るのも事実。試合では8ポイントを取った文田健一郎には、「組ませてももらえず、まったくポイントが取れなかった」と言う。それでも「技をくらいながらも、学ぶこと多いので、いい合宿に参加できました」と話した。


全日本王者に返り咲いて初の合宿となった文田健一郎(ミキハウス)


巻き返しを期す太田忍(ALSOK)もエンジン全開


全日本王者に輝き、飛躍を誓う小路直頌(自衛隊)


ハンガリーへの長期遠征を計画する園田新(ALSOK)は斎川哲克コーチに挑む







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