下山田培（警視庁）が4位へ浮上…UWWランキング（男子グレコローマン）

67kg級で4位に浮上した下山田培（警視庁）

　世界レスリング連盟（UWW）のランキング大会、男子グレコローマンのハンガリー・グランプリ（2月23～24日）を終えた段階での各階級の1～4位は下記の通り。67kg級で下山田培（警視庁）が4位に浮上した。

　下山田は、昨年の世界選手権9位で、持ち点「14点」でスタート。2月初めのザグレブ・オープン（クロアチア）は出場しなかったが、ハンガリー・グランプリで3位となって「4点」を加え、出場21選手以上だったので「10点」の“ボーナス・ポイント”を加算。合計28点で、4位となった。

　各階級の1位は、すべての階級で昨年の世界チャンピオンがキープしているが、77kg級などは世界選手権3位だった金炫雨（キム・ヒョンウ＝韓国）がザグレブ・オープンとハンガリー・グランプルで連続銅メダルを獲得し、9点差に迫っているほか、82kg級と92kg級でも2位選手が1位選手を猛追。次のランキング大会は大陸選手権で、優勝選手には「12点+ボーナス・ポイント」が与えられるため、順位の変動がありそう。

　各階級の1～4位は下記の通り。

男子グレコローマン

　【55kg級】
［1］Azizli, Eldaniz（アゼルバイジャン）60点
［2］Sharshenbekov, Zholaman（キルギス）40点
［3］Oeztuerk, Ekrem（トルコ）37点
［4］Bakhromov, Ilkhom（ウズベキスタン）28点

　【60kg級】
［1］Emelin, Sergey（ロシア）60点
［2］Ciobanu, Victor（モルドバ）40点
［3］Kim, Seung-Hak（韓国）30点
［4］Tukhtaev, Firuz（ウズベキスタン）28点

　【63kg級】
［1］Maryanyan, Stepan（ロシア）60点
［2］Tasmuradov, Elmurat（ウズベキスタン）40点
［3］Tuo, Erbatu（中国）32点
［4］Temirov, Lenur（ウクライナ）25点

　【67kg級】
［1］Surkov, Artem（ロシア）60点
［2］Stefanek, Davor（セルビア）40点
［3］Janecic, Danijel（クロアチア）30点
［4］下山田培（日本）28点

　【72kg級】
［1］Staebler, Frank（ドイツ）60点
［2］Korpasi, Balint（ハンガリー）40点
［3］Mnatsakanian, Aik（ブルガリア）39点
［4］Chunayev, Rasul（アゼルバイジャン）25点

　【77kg級】
［1］Chekhirkin, Aleksander（ロシア）60点
［2］Kim, Hyeon-Woo（韓国）51点
［3］Nemes, Viktor（セルビア）43点
［4］Loerincz, Tamas（ハンガリー）40点

　【82kg級】
［1］Bacsi, Peter（ハンガリー）60点
［2］Kus, Emrah（トルコ）54点
［3］Manukyan, Maksim（アルメニア）25点
［3］Sasunovski, Viktor（ベラルーシ）25点

　【87kg級】
［1］Basar, Metehan（トルコ）60点
［2］Belenyuk, Zhan（ウクライナ）40点
［3］Loerincz, Viktor（ハンガリー）36点
［4］Kuliev, Radik（ベラルーシ）32点

　【97kg級】
［1］Evloev, Musa（ロシア）60点
［2］Milov, Kiril Milenov（ブルガリア）54点
［3］Hancock G’Angelo, Tracy（米国）30点
［4］Aliyari Feyzabadi, Mahdi（イラン）25点

　【130kg級】
［1］Semenov, Sergey（ロシア）60点
［2］Coon, Adam（米国）40点
［3］Nabi, Heiki（エストニア）38点
［4］Acosta Fernandez, Yasmani（チリ）28点