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2019.03.13

男子フリースタイル・ワールドカップ(ロシア)出場の日本チームが出発


ロシアへ向かった男子フリースタイル・チーム

 男子フリースタイルのワールドカップ(3月16~17日、ロシア・ヤクーツク)に出場する日本チームが3月12日、成田空港から出発した。ユジノサハリンスクを経由して現地に向かう。65kg級に出場予定だった世界チャンピオンの乙黒拓斗(山梨学院大)は、右膝に菌が入ったことによる腫れがひかず、出場を見送ることになって遠征メンバーには加わらなかった。

 井上謙二監督(自衛隊=男子フリースタイル強化委員長)は「去年に続いてのメダルを目標にしたいが、厳しい闘いになると思う。目標に一つ一つ向かっていくことが選手にとってステップにつながる」と話し、一戦ごとに全力で挑む腹積もり。

 初戦がトルコ戦。そのあとは世界王者を擁するキューバ、ロシアと続くので、トルコに負けるようなことがあれば予選リーグ全敗もありうる。「ベストメンバーで臨む。初戦が大事」と話した。地元のロシアとの一戦は「相手はベストでくるでしょう。こちらも全力で挑みます」と気合をこめた。

 乙黒については、膝にばい菌が入って(滑液包炎=かつえきほうえん)、7日からの直前合宿初日からも治療を続けてきたが、医師から「改善が見られない。出場は見送った方が賢明だ」との診断を受け、2日前に遠征中止を決めたという。4月のアジア選手権(中国)までの完全回復を期待し、今大会の同級に出場する高谷大地(自衛隊)に「ワールドカップで全勝の経験もある(2014年大会)。頑張ってくれることを期待する」と話した。

この日は東京オリンピック開会式の500日前。多くの報道陣が集まった

 チームを率いる86kg級の高谷惣亮主将(ALSOK)は、7日の公開練習は大学院の都合で参加せず、報道陣は肩すかし。その分、「今日はしゃべりますよ。出発の5分前まで大丈夫」と、メディアへの“サービス精神”全開。

 「去年は強豪がいない中での3位。今回の(現実的に考えた)目標が5位なので、まずここを目指して頑張りたい」と言う。団体戦と言っても、「結局は個人の闘い。各自がいかに頑張れるか。弱い国は出ていないので、一戦一戦が勝負。自分自身は86kg級で初めての国際大会となり、試行錯誤しながら闘いたい」とのこと。

 具体的には、86kg級の感覚を肌で感じ、「勝つにしろ、負けたにしろ、経験して対策を練りたい。簡単には勝てると思っていないが、74kg級で培ったスピードを生かして闘ってきたい」と言う。体の負担や膝のけがの状況を考えてアジア選手権には出場しないので、この大会が86kg級としての貴重な経験の場となる。

 キャプテンとして全日本チームの遠征に参加するのは何度目か分からないほど数多く経験している。リーダーとしての行動も慣れていると思われるが、「今の選手は何も言わなくても頑張ってくれる。背中を見せればいいだけ」と話し、口ではなく行動で示す腹積もりだ。

 日本選手団は下記の通り。(大会スケジュール記事


役員

【強化副本部長】赤石光生(強化副本部長)

【監督】井上謙二(自衛隊)、【コーチ】小平清貴(警視庁)、前田翔吾(アシスタントナショナルコーチ/クリナップ)

【ドクター】矢野雄一郎(とちぎメディカルセンターしもつが)、【トレーナー】太田暁央(自衛隊)

【帯同審判】土居克也(愛媛・北条高教)、村田知也(三重・松阪高教)


選手

▼57kg級 高橋侑希(ALSOK)
▼61kg級 藤田雄大(青山学院大)
▼65kg級 高谷大地(自衛隊)
▼70kg級 志賀晃次郎(拓大)
▼74kg級 藤波勇飛(山梨学院大)
  〃   三輪優翔(日体大)
▼79kg級 阿部侑太(日体大)
▼86kg級 高谷惣亮(ALSOK)
▼92kg級 松本篤史(警視庁)
▼97kg級 赤熊猶弥(自衛隊)
▼125kg級 荒木田進謙(athletic camp LION)
  〃   金澤勝利(自衛隊)







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