アジア大会チャンピオンらが出場…4.23～28アジア選手権・インド代表

UWWランキング1位を目指すプニア・バジラン（インド）

　インドのメディアは、4月23日（火）～28日（日）に中国・西安で行われるアジア選手権の代表選手を報じ、昨年のアジア大会（インドネシア）の2人のチャンピオンをはじめ、ほぼベストメンバーと思われる選手が名を連ねた。

　男子フリースタイル65kg級には、アジア大会を制したあと世界選手権で2位となったプニア・バジランが出場する。今年1月のインド・プロリーグでは2017年61kg級世界王者のハジ・アリエフ（アゼルバイジャン）を破り、2月のドイツのプロリーグでは昨年の世界3位のアレヤンドロ・エンリケ・バルデス・トビエル（キューバ）に圧勝。今月初めの世界レスリング連盟ランキング大会「ダン・コロフ－ニコラ・ペトロフ国際大会」で優勝と絶好調。

　女子53kg級には、50kg級でインド女子史上初のアジア大会チャンピオンに輝いたビネシュ・フォガトが出場する。階級アップを明らかにしており、「ダン・コロフ－ニコラ・ペトロフ国際大会」では2位となって、この階級でも通じる実力を見せた。

　アジア選手権はUWWのランキング大会。世界王者でランキング1位の乙黒拓斗（山梨学院大）をプニア・バジランは2点差まで迫っており、この大会で逆転を目指すものと思われる（ビネシュ・フォガトは階級を変えたので、53kg級の上位とは得点差がかなりある）。

　報じられた各階級の代表は下記の通り。

男子フリースタイル

▼57kg級　Kumar, Ravi＝2018年U23世界選手権2位
▼61kg級　Aware, Rahul Balasaheb＝2018年コモンウエルス大会57kg級優勝
▼65kg級　Bajrang, Punia＝2018年世界選手権2位
▼70kg級　Rajneesh, Rajneesh＝2017年世界軍隊選手権65kg級3位
▼74kg級　Dhankhar, Amit Kumar＝2017年世界選手権70kg級代表
▼79kg級　Parveen, Rana＝2018年アジア選手権74kg級代表
▼86kg級　Deepak, Punia＝2018年アジア選手権5位
▼92kg級　Viky＝2018年ワールドカップ代表
▼97kg級　Kadian, Satyawart＝2017年世界選手権9位
▼125kg級 Sumit, Sumit＝2018年アジア大会5位

男子グレコローマン

▼55kg級　Manjeet
▼60kg級　Gyanender＝2018年世界選手権代表
▼63kg級　Kurade, Vikram＝2018年アジア選手権5位
▼67kg級　Ravinder, Ravinder＝2017年アジア選手権66kg級7位
▼72kg級　Yogesh, Yogesh＝2017年世界選手権71kg級代表
▼77kg級　Singh, Gurpreet＝2018年世界選手権代表
▼82kg級　Singh, Harpreet＝2018年アジア選手権3位
▼87kg級　Kumar, Sunil＝2018年U23世界選手権13位
▼97kg級　Singh, Hardeep＝2018年世界選手権代表
▼130kg級 Kumar, Prem

女子

▼50kg級　Seema＝2018年世界選手権55kg級代表
▼53kg級　Phogat, Vinesh＝2018年アジア大会50kg級優勝
▼55kg級　Lalita, Sehrawat＝2018年アジア選手権代表
▼57kg級　Dhanda, Pooja＝2018年世界選手権3位
▼59kg級　Manju, Kumari＝2017年世界ジュニア選手権59kg級3位
▼62kg級　Malik, Sakshi＝2018年アジア選手権3位
▼65kg級　Kaur, Navjot＝2018年アジア選手権優勝
▼68kg級　Kakran, Divya＝2018年アジア大会3位
▼72kg級　Kiran, Kiran＝2018年世界選手権76kg級10位
▼76kg級　Pooja, Pooja＝2018年U23世界選手権代表