【6.13～16明治杯全日本選抜選手権・展望（19）】高橋昭五と下山田培（ともに警視庁）の同門対決が続くか…男子グレコローマン67kg級

2019年明治杯全日本選抜選手権（6月13～16日、東京・駒沢体育館）

《大会日程》 ／ 《2019年世界選手権大会、2020年東京オリンピックにおける選手選考基準》

男子グレコローマン67kg級・展望（6月14～15日実施）

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。

手の内を知り尽くしている下山田培（赤）と高橋昭五（ともに警視庁）

　全日本選手権決勝を争った高橋昭五と下山田培（ともに警視庁）の同門対決が再現されるか。全日本選手権では高橋が勝ち、2月のハンガリー・グランプリでは下山田の勝利。闘う度に接戦の両者の今度の闘いは？

　国体優勝で全日本選手権3位の河名真寿斗（クリナップ）、昨年3位の川瀬克祥（シリウス）、昨年の世界大学選手権72kg級2位で階級を落として全日本選手権3位の山本貴裕（日体大大学院）らも優勝争いを演じる実力は十分。

　世界大学選手権63kg級優勝の北岡佑介（自衛隊）、昨年63kg級2位の松井涼（レスターホールディングス）、予選を勝ち上がったU23世界選手権と全日本選手権63kg級優勝の遠藤功章（東和エンジニアリング）、全日本大学グレコローマン選手権優勝の宇井大和（早大）、4月のJOC杯優勝の田口学容（中京学院大）らが優勝争いに加われるか。

2018年全日本選手権 →クリック

　▼決勝
高橋昭五（警視庁）○［4-2］●下山田培（警視庁）

　▼3位決定戦
山本貴裕（日体大大院）○［5-1］●北岡佑介（自衛隊）
河名真寿斗（クリナップ）○［5-1］●上垣勇二（自衛隊）

エントリー選手（12選手）

※この階級の2018年世界選手権代表と全日本選手権1～3位選手以外はアイウエオ順

下山田培

高橋昭五

河名真寿斗

山本貴裕

遠藤功章

川瀬克祥

《2018年世界選手権9位／2018年全日本選手権2位》
下山田 培（しもやまだ・つちか＝警視庁）
1994年7月8日生まれ、24歳。茨城県出身。茨城・霞ヶ浦高～日体大卒。165cm。2019年ハンガリー・グランプリ3位

《2018年全日本選手権優勝》
高橋 昭五（たかはし・しょうご＝警視庁）
1994年10月16日生まれ、24歳。兵庫県出身。兵庫・育英高～日体大卒。165cm。2019年アジア選手権3位

《2018年全日本選手権3位》
河名 真寿斗（かわな・ますと＝クリナップ）
1995年1月30日生まれ、24歳。広島県出身。広島・三次高～専大卒。170cm。2018年国民体育大会優勝

《2018年全日本選手権3位》
山本 貴裕（やまもと・たかひろ＝日体大大学院）
1995年8月6日生まれ、23歳。山口県出身。山口・豊浦高～日体大卒。172cm。2018年世界大学選手権72kg級2位

宇井 大和（うい・やまと＝早大）
1997年10月23日生まれ、21歳。和歌山県出身。和歌山・新宮高卒。172cm。2018年全日大学グレコローマン選手権優勝

上垣 勇二（うえがき・ゆうじ＝自衛隊）
1997年11月4日生まれ、21歳。奈良県出身。奈良・大和広陵高卒。165cm。2018年全日本選手権5位

遠藤 功章（えんどう・かつあき＝東和エンジニアリング）
1997年2月13日生まれ、22歳。埼玉県出身。東京・自由ヶ丘学園高～日体大卒。175cm。2018年全日本選手権63kg級優勝

川瀬 克祥（かわせ・かつよし＝シリウス）
1994年4月1日生まれ、25歳。三重県出身。三重・いなべ総合学園高～日体大卒。164cm。2018年全日本選手権7位

北岡 佑介（きたおか・ゆうすけ＝自衛隊）
1996年1月23日生まれ、23歳。滋賀県出身。滋賀・日野高～日体大卒。168cm。2018年全日本選手権5位

田口 学容（たぐち・がくよう＝中京学院大）
1999年3月8日生まれ、20歳。山梨県出身。山梨・農林高卒。167cm。2018年西日本学生新人戦優勝

松井 涼（まつい・りょう＝レスターホールディングス）
1995年6月22日生まれ、23歳。岐阜県出身。岐阜・岐阜工高～専大卒。170cm。2018年全日本選手権8位

森 俊樹（もり・としき＝森エンタープライズ）
1993年3月21日生まれ、26歳。福岡県出身。福岡・三井高～九州共立大卒。170cm。2018年全日本社会人選手権2位