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2019.07.09

アジア・カデット選手権(カザフスタン)出場の男子グレコローマンと女子の代表チームが帰国

▲国別対抗得点優勝の女子チーム

 カザフスタン・ヌルスルタンで行われたアジア・カデット選手権に出場した男子グレコローマンと女子の代表チームが7月8日、羽田空港に帰国した。

 女子は6階級で決勝に進出し、3階級で優勝、3階級が2位。ベストメンバーで臨んだ昨年の6階級制覇には及ばなかった。齊藤将士監督(警視庁)は「3階級しか金メダルが取れず、取りこぼしたところがあったのが反省点です。北朝鮮とインドが強く、シニアの闘い方と似ている部分がある。このあと世界カデット選手権があるので、今度の合宿に取り入れて対応策を活用していきたい」と話した。

メダル獲得選手

 ただ、初出場の選手でもメンタル面は安定しており、チームワークはよかったという。技術面では、突っ込むだけの選手もいたので、「組み手やフェイントからのパターンを増やすことと、外国人選手の投げ技の対策を練って、強化していきたい」と話した。

 男子グレコローマンは銅メダル3個の成績で、アジアの壁を感じた結果へ。それでも、森下浩監督(和歌山・和歌山北高教)は、まず「元気があって活気のあるチームでした」と選手の健闘をねぎらい、ふだんフリースタイルを中心にした練習に取り組んでる中で銅メダル3個を獲得できたことを評価した。

 団体1位のイランや2位のカザフスタンに追いつくには、「もう少し練習を積まないならないことを感じました」と、グレコローマンの振興を望んだ。(取材・撮影=矢吹建夫)


金メダル獲得選手。左から伊藤海、大野真子、石井亜海

 ■女子46kg優勝・伊藤海(京都・網野高)「決勝では相手に先に攻められ、足を取られてしまいました。気持ちをしっかり持ち、落ち着いて平常心を保って、自分のポイントにつなげられたところがよかったと思います」

 ■女子53 kg優勝・大野真子(熊本・北稜高)「今回ノルディック式(予選リーグ~決勝トーナメント)で試合をやり、集中力と体力勝負でやった中で、一戦一戦をしっかり落ち着いて攻めるレスリングでできました。悪かった点は準決勝で相手に足を取られ、先制点を取られところです」

 ■女子65kg優勝・ 石井亜海(東京・安部学院高)「1回戦と準決勝は自分のペースに持ち込め、自分のレスリングを出して攻める試合展開で勝ててよかったです。決勝は、自分の攻めで2点を先制できましたが、攻める気持ちが先走ってディフェンス力が足りてなかったので、直していきたいです」







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