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2019.07.13

今井佑海(日大)澤葉菜子(至学館大)小玉彩天奈(早大)が優勝…2019年アジア・ジュニア選手権・第4日(女子)

2年連続優勝の今井佑海(日大)

 2019年アジア・ジュニア選手権第4日は7月12日、タイ・チョンブリーで女子5階級が行われ、53㎏級の今井佑海(日大)、57㎏級の澤葉菜子(至学館大)、62㎏級の小玉彩天奈(早大)の3選手が優勝、65㎏級の増山汐音(環太平洋大)が2位、72㎏級の小林奏音(専大)が3位に入賞した。優勝の3選手は、いずれも昨年の世界ジュニア選手権に続くアジア制覇。

 今井は初戦の2回戦でインド選手に7-0だったものの、準決勝はフォール、決勝はテクニカルフォールで勝ち、無失点での優勝。決勝は昨年3位のアヌダリ・ナンディンチェチェグ(モンゴル)を下した。2年連続優勝で、2017年のアジア・カデット選手権52kg級を合わせて3年連続でアジアを制覇。

 澤は1回戦から決勝までの3試合をすべて第1ピリオド、10-0のテクニカルフォール勝ち。決勝は今年3月のU23アジア選手権2位のヌライダ・アナルクロワ(キルギス)を破った。

2年連続団体優勝の女子チーム=同

 小玉は準決勝と決勝で失点があったものの、3試合連続のテクニカルフォール勝ち。準決勝は昨年優勝のイリナ・クズネチョワ(カザフスタン)を14-4で破り、決勝は中国選手を破った。

 増山はカザフスタンと台湾の選手を破って決勝へ進んだものの、昨年の中国オープン59kg級3位とシニアの国際舞台で成績を残しているチャン・ユエ(中国)に敗れた。小林は初戦の2回戦でウズベキスタン選手権に黒星。組み合わせの関係で3位決定戦へ進み、昨年3位のグエルナズ・ザッパロワ(カザフスタン)を破った。ともに初の国際大会でメダル獲得。

 女子はこの日で全階級が終了。日本は「金4・銀2・銅4」を獲得。優勝選手こそ昨年の7選手を下回ったものの、全階級でメダルを獲得した。出場全選手がメダルを手にしたのは2005年大会以来。国別対抗得点は、2階級優勝の中国を押さえて2年連続9度目の優勝を遂げた。

 各選手の成績は下記の通り。(写真提供=提供・UWWオフィシャルカメラマン・保高幸子

3試合にテクニカルフォール勝ちの澤葉菜子(至学館大)

小玉彩天奈(早大)も3試合をテクニカルフォール勝ち


女子

 【53㎏級】今井佑海(日大)   優勝=11選手出場
決 勝 ○[Tフォール、4:53=10-0]Nandintsetseg, Anudari(モンゴル)
準決勝 ○[フォール、2:10=4-0]Nguyen, Thi Oanh(ベトナム)
2回戦 ○[7-0]Pooja, Pooja(インド)
1回戦  BYE

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 【57㎏級】澤葉菜子(至学館大)   優勝=8選手出場
決 勝 ○[Tフォール、2:58=10-0]Anarkulova, Nuraida(キルギス)
準決勝 ○[Tフォール、1:10=10-0]Wu, Youmei(中国)
1回戦 ○[Tフォール、0:41=10-0]Usmonjonova, Madina(ウズベキスタン)

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 【62㎏級】小玉彩天奈(早大)   優勝=8選手出場
決 勝 ○[Tフォール、5:44=15-5]Wu, Yaru(中国)
準決勝 ○[Tフォール、3:25=14-4]Kuznetsova, Irina(カザフスタン)
1回戦 ○[Tフォール、1:02=10-0]Artykali Kyzy, Aibike(キルギス)

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 【65㎏級】増山汐音(環太平洋大)   2位=9選手出場
決 勝 ●[フォール、4:23=4-9]Zhang, Yue(中国)
準決勝 ○[フォール、1:43=10-0]Pai, Hsin-Ping(台湾)
2回戦 ○[フォール、0:38=4-0]Alibekova, Assiya(カザフスタン)
1回戦  BYE

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 【72㎏級】小林奏音(専大)   3位=9選手出場
3決戦 ○[5-5]Zhapparova, Guelnaz(カザフスタン)
2回戦 ●[Tフォール、3:00=0-11]Oknazarova, Svetlana(ウズベキスタン)
1回戦  BYE

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 《国別対抗得点》

[1]日本 200点、[2]中国 157点、[3]インド 123点、[4]ウズベキスタン 113点、[5]カザフスタン 89点、[6]ベトナム 89点、







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