ジョーダン・バローズら米国が5階級で優勝…UWWランキング大会「ヤシャ・ドク国際大会」（男子フリースタイル）

世界一奪還へ向けて好調なジョーダン・バローズ（米国）＝提供・UWW

　世界レスリング連盟（UWW）の男子フリースタイルと女子のランキング大会「ヤシャ・ドク国際大会」は7月11～14日、トルコ・イスタンブールで行われ、男子フリースタイルでは、92kg級世界王者のジェーデン・コックスや、世界王者復帰を目指す74kg級のジョーダン・バローズと97kg級のカイル・スナイダーら米国が5階級を制した。

　バローズは、世界3階級制覇を目指すフランク・チャミゾ（イタリア）と決勝で激突する予定だったが、チャミゾが負傷棄権し、対決は世界選手権へ持ち越しとなった。チャミゾはランキング・ポイント14点を加えて86点、バローズは16点を上積みして79点となった。ともに、1位だった世界王者のザウルベク・シダコフ（ロシア）の76点を超え、世界選手権では第1シードがチャミゾ、第2シードがバローズ、第3シードがシダコフとなる見込み。

　97kg級優勝のスナイダーはランキング・ポイントが92点となり、世界王者アブデュラシド・サデュラエフ（ロシア）と入れ替わって1位へ浮上。いずれにせよ、世界選手権では別ブロックが確定する。

　各階級のメダル獲得選手は下記の通り。（女子は別ページ参照）

※ランキングの順位は規定に沿って計算したものであり、UWWはまだ発表しておりません。

男子フリースタイル

　【57kg級】
［1］Davidovi, Givi（イタリア）
［2］Kaya, Baris（トルコ）
［3］Edisherashvili, Giorgi（アゼルバイジャン）
［3］Kherbache, Abdelhak（アルジェリア）

　【61kg級】
［1］Aware, Rahul Balasaheb（インド）
［2］Aktas, Muenir Recep（トルコ）
［3］Kale, Utkarsh（インド）
［3］Ormanoglu, Emrah（トルコ）

　【65kg級】
［1］Diakomihalis, John Michael（米国）
［2］Ali, Haji Mohamad（バーレーン＝元ロシア）
［3］Musukaev, Ismail （ハンガリー＝元ロシア）
［3］Erdogan, Cengizhan（トルコ）

　【70kg級】
［1］Muslimov, Murtazali Rakhmatulla（アゼルバイジャン）
［2］Georgiev, Mihail（ブルガリア）
［3］Zhumay, Iliyas（カザフスタン）
［3］Yavuz, Haydar（トルコ）

　【74kg級】
［1］Burroughs, Jordan Ernest（米国）
［2］Chamizo Marquez, Frank（イタリア）
［3］Eryilmaz, Fazli（トルコ）
［3］Salkazanov, Taimuraz（スロバキア）

　【79kg級】
［1］Dieringer, Alexander David（米国）
［2］Gulaev, Akhsarbek（スロバキア）
［3］Teymouri, Bahman Mohammad（イラン）
［3］Kotanoglu, Muhammet Nuri（トルコ）

　【86kg級】
［1］Gostiev, Aleksander（アゼルバイジャン）
［2］Punia, Deepak（インド）
［3］Goecen, Osman（トルコ）
［3］Yasar, Selim（トルコ）

　【92kg級】
［1］Cox, J’den Michael Tbory （米国）
［2］Toth, Bendeguez（ハンガリー）
［3］Zubairov, Shamil（アゼルバイジャン）
［3］Karadeniz, Suleyman Mustafa（トルコ）

　【97kg級】
［1］Snyder, Kyle Frederick（米国）
［2］Shabanibengar, Ali Khalil（イラン）
［3］Conyedo Ruano, Abraham de Jesus（イタリア＝元キューバ）
［3］Olejnik, Pavlo （ハンガリー）

　【125kg級】
［1］Akguel, Taha（トルコ）
［2］Gwiazdowski, Nicholas Edward（米国）
［3］Ligeti, Daniel（ハンガリー）
［3］Sumit, Sumit（インド）