日本レスリング協会公式サイト
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2019.09.07

韓国遠征の男子高校選抜チームが帰国

韓国で歓迎を受けて帰国した男子高校選抜チーム=チーム提供

 日韓競技力向上スポーツ交流事業で韓国に遠征していた男子高校選抜チームが9月6日、羽田空港着の日本航空で帰国した。

 原喜彦団長(新潟・県央工高教=高体連専門部副理事長)は「手厚い歓迎を受けました」と第一声。現在、両国間は外交や貿易などで関係が悪化し、日本製品の不買運動が起こり、野球チームが日の丸なしで遠征するなど険悪な状況となっている。しかし、世界レスリング連盟の理念は「マットに政治は持ち込まない」であり、国同士が険悪な状況でも友好を示した例はいくつもある。これまでと変わらぬ歓迎を受けたという。

 対抗戦は、韓国の社会人大会の前に実施されたのとことで、そのためマットステージ上での試合。多くの韓国協会関係者や国際審判員も参加した中で実施され、「豪華感がありましたね」と言う。

 その対抗戦は、フリースタイルは日本が11勝1敗と大きく勝ち越した。日本の高校選手の技術は「世界のトップクラスです」とのこと。ただ、軽量級は競った試合もあり、結果ほどの差はないと見ている。グレコローマンは3勝4敗と負け越した。一時低迷していた韓国のグレコローマンだが、ここにきて盛り返したようだ。韓国選手はグラウンド技術を強化していると感じ、「今後はグラウンドの強化がかぎになるでしょう」と話した。

 同団長は最後に、「選手の礼儀正しさは最高でした。去年までが駄目という意味ではありませんが、今年のチームは本当に素晴らしかった。各所属でしっかりと指導されていることを感じました」と結んだ。







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