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2019.09.10

男子フリースタイルの全日本チームが直前合宿をスタート

直前合宿をスタートした男子フリースタイル・チーム

 世界選手権(9月14~22日、カザフスタン・ヌルスルタン)の代表選手を含む男子フリースタイルの全日本チームが9月9日、東京・味の素トレーニングセンターで直前合宿をスタートした。全日本学生連盟の合宿も同時に行われた。

 井上謙二・男子フリースタイル強化委員長(自衛隊)は「けが人が一人出て7~8割の出来だが、全体としていい調子できている」と代表決定からここまでを振り返る。この合宿では、まだ追い込むか、体重調整に入るかなどは、選手個人に任せるとのこと。生きのいい強豪大学選手も参加しているので、「まだ追い込む練習をやる選手もいると思う」と言う。

 エントリーが発表され、「ほぼ予想通り」と言う。「オリンピックの前年はいつも以上の選手が出てくる。国籍変更の選手がいるのも、いつものこと。実力ある選手を破らない限り、オリンピックのチケットは手に入らない」ときっぱり。勝ち抜くためには、「自信をもって自分のレスリングを一戦一戦やりきること」と話した。

学生の強豪選手との合同合宿

 男子フリースタイル65kg級で2年連続優勝を目指す乙黒拓斗(山梨学院大)は「試合まで、まだ10日あります。今できることを確認して、集中してやっていけば、いい結果が出てくると思います」と、現段階では“大会直前”という意識はなし。「まだ追い込む時期。もう少し、しっかり追いこんで、調整に向けていい状態をつくりたい」と話した。

 初出場の昨年は、まったくのチャレンジャーだったのに対し、今回はデフェンディング・チャンピオンとしての参加。この立場と気持ちの違いを問われると、「(今回も)チャレンジャーです。変わりないです。やることはいつも同じですから、特に何とも思っていないです」と、サラリ受け流した。

 この階級には、リオデジャネイロ・オリンピック57kg級チャンピオンのウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)ら下の階級から上がってきた選手が、2年、3年をかけて65kg級で通じる実力を身につけており、昨年まで以上に厳しい闘いが予想される。それでも「どの選手も強いと思います。気を引き締めてやるだけです」と話し、最後の合宿に臨んだ。

 チームは15日朝に羽田空港発の日本航空で出発する。

※本合宿は競技力向上事業の助成を受けています。


▲乙黒拓斗(山梨学院大)と山口海輝(日体大)とのスパーリングを、井上謙二委員長が見つめる

▲86kg級では初の世界選手権出場になる髙谷惣亮(ALSOK)

▲男子高校生として30年ぶりに世界に挑む髙橋夢大(京都・網野高)







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