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2019.10.25

10.28~11.3 U23世界選手権(ハンガリー)出場の男子フリースタイル・チームが出発

ハンガリーへ向かった男子フリースタイル・チーム

 今月28日(月)からハンガリー・ブダペストで行われるU23世界選手権に出場する男子フリースタイル・チームが10月24日夜(25日未明)、羽田空港発の日本航空で出発した。ロンドン経由で現地入りする。

 湯元健一監督(日体大教)は「去年もコーチとして帯同し、優勝2人、3位1人だった。今年はそれを超えたい。今回は57kg級の新井陸人(日体大)、65kg級の谷山拓磨(拓大)にしっかり勝ってもらい、74kg級の基山仁太郎(日体大)には去年3位に終わったリベンジを果たしてもらいたい」と、特に期待する階級を挙げるとともに、去年の世界ジュニア選手権優勝の石黒隼士(86kg級=日大)やシニアの世界選手権を経験した髙橋夢大(79kg級=京都・網野高)にも好成績を望んだ。

 チームをまとめる125kg級の山本泰輝主将(自衛隊)は「みんなで好成績を取りたい。自分が頑張ることがチームワークの強さにつながる」と、まず自分自身の奮戦を誓う。これまでカデット、ジュニア、U23(2017年)の世界選手権に出場してきており、同世代の大会に出場できるのは、これが最後となる。「(最後ということで)楽しみつつ、一戦一戦を頑張りたい」と話した。

指導者となってから2人の同時遠征は初めてとか。湯元健一監督(左)と湯元進一コーチ(自衛隊)

 昨年、現在の年齢区分(18~20歳)になって日本男子選手として初めて世界ジュニア選手権を制した86kg級の石黒隼士(日大)は「去年はジュニアで、79kg級という階級でした。今年は23歳までで、階級も上げました。優勝はしたいのですが、どこまでできるかを試してみたい。テストマッチということではなく、現状を知りたいと思います」と、未知の分野へ挑む気持ちを表した。

 先月末の茨城国体では、シニアの世界選手権出場の経験もある松坂誠應(自衛隊)を破り、社会人も出る大会で初の優勝を飾った。その急成長は目を見張るものがあるが、「(国体は)全日本選手権とは違うでしょ。全日本選手権はだれもが死に物狂いでくるので…」と、額面通りには受け止めていない。「自信にはなりますけど、今回のU23の結果次第で、本当の自信になるか、課題が(多く)見つかるか、になると思います」と謙虚に話し、“世界における自分の立ち位置確認”の遠征に旅立った。

 このあと、27日に女子チーム、29日に男子グレコローマン・チームが出発する。

 大会スケジュールと日本選手団は下記の通り。


大会スケジュール

10月28日(月) 男子フリースタイル57・65・70・79・97kg級/1回戦~準決勝
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10月29日(火) 前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
        男子フリースタイル61・74・86・92・125kg級/1回戦~準決勝
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10月30日(水) 前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
        女子50・55・59・68・76kg級/1回戦~準決勝
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10月31日(木) 前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
        女子53・57・62・65・72kg級/1回戦~準決勝
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11月1日(金) 前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
        男子グレコローマン55・63・77・87・130kg級/1回戦~準決勝     
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11月2日(土) 前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
        男子グレコローマン60・67・72・82・97kg級/1回戦~準決勝
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11月3日(日) 前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル


役員

【総監督】西口茂樹(日本オリンピック委員会)

【男子フリースタイル監督】湯元健一(日体大教)、【同コーチ】湯元進一(自衛隊)、【女子監督】笹山秀雄(自衛隊)、【同コーチ】吉村祥子(エステティックTBC)、【男子グレコローマン監督】鶴巻宰(自衛隊)、【同コーチ】齋川哲克(栃木・足利工高教)

【ドクター】中嶋耕平(国立科学スポーツセンター)、【男子トレーナー】近敏成(日本スポーツ振興センター)、【女子トレーナー】佐藤守重(日本スポーツ振興センター)

【帯同審判】本田原明(自衛隊)


選手

 【男子フリースタイル】
▼57kg級 新井陸人(日体大)
▼61kg級 早山竜太郎(拓大)
▼65kg級 谷山拓磨(拓大)
▼70kg級 瀬野春貴(ゴールドキッズ)
▼74kg級 基山仁太郎(日体大)
▼79kg級 髙橋夢大(京都・網野高)
▼86kg級 石黒隼士(日大)
▼92kg級 谷崎 匠(山梨学院大)
▼97kg級 吉田ケイワン(日大)
▼125kg級  山本泰輝(自衛隊)

 【女子】
▼50kg級 加賀田葵夏(青山学院大)
▼53kg級 奥野春菜(至学館大)
▼55kg級 五十嵐彩季(至学館大)
▼57kg級 南條早映(至学館大)
▼59kg級 田南部夢叶(日体大)
▼62kg級 稲垣柚香(愛知・至学館高)
▼65kg級 榎本美鈴(環太平洋大)
▼68kg級 古市雅子(自衛隊)
▼72kg級 進藤芽伊(日体大)
▼76kg級 鏡 優翔(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)

 【男子グレコローマン】
▼55kg級 小川翔太(日体大)
▼60kg級 鈴木絢大(日体大)
▼63kg級 山田義起(日体大)
▼67kg級 遠藤功章(東和エンジニアリング)
▼72kg級 日下 尚(日体大)
▼77kg級 櫻庭功大(自衛隊)
▼82kg級 向井識起(自衛隊)
▼87kg級 奈須川良太(神奈川大)
▼97kg級 松本直毅(早稲田大)
▼130kg級  番地啓太(国士舘大)







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