小川翔太（日体大）が優勝、櫻庭功大（自衛隊）は2位…2019年U23世界選手権・第6日（1）＝ファイナル動画追加

優勝を決め、雄叫びをあげる小川翔太（日体大）

　2019年U23世界選手権第6日は11月2日、ハンガリー・ブダペストで男子グレコローマン5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ55kg級の小川翔太（日体大）が優勝、77kg級の櫻庭功大（自衛隊）は2位に終わった。

　小川は昨年の世界ジュニア選手権3位のエミン・ナリマノビッチ・セフェルシャエフ（ロシア）を相手に、第1ピリオドで0－3とリードを許しながら、第2ピリオド中盤に3－3へ。ラスト1分を切った時に不完全ながらそり投げで１点を追加し、4－3で振り切った。9月のシニア世界選手権銅メダルに続くメダル獲得で、国際大会は初優勝。

　櫻庭は今年のロシア選手権2位でU23欧州選手権優勝のイスラム・オピエフ（ロシア）が相手。第1ピリオドを1－0として折り返したが、第2ピリオド中盤にリフト技で1－3と逆転され、そのままのスコアで試合が終わった。国際大会のメダル獲得は、2015年アジア・ジュニア選手権銅メダル以来。

　各選手の成績は下記の通り。（写真提供＝UWWオフィシャルカメラマン・保高幸子）

9月の銅メダルに続く金メダルの小川翔太（日体大）

2015年以来の国際大会のメダル獲得の櫻庭功大（自衛隊）

男子グレコローマン

　【55kg級】小川翔太（日体大）　　　優勝＝19選手出場
決　勝　○［4-3］Sefershaev, Emin Narimanovich（ロシア）

（以下、前日に実施）
準決勝　○［Ｔフォール、4:00=9-0］Oeztuerk, Ekrem（トルコ）
３回戦　○［Ｔフォール、3:44=8-0］Naserpour, Poaya Mohammad（イラン）
２回戦　○［5-3］Vysotskyi, Maksym（イスラエル）
１回戦　　ＢＹＥ

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　【77kg級】櫻庭功大（自衛隊）　　　2位＝27選手出場
決　勝　●［1-3］Opiev, Islam（ロシア）

（以下、前日に実施）
準決勝　○［5-4］Sajan, Sajan（インド）
３回戦　○［3-2］Kure, Per Anders（ノルウェー）
２回戦　○［4-0］Akkoyun, Serkan（トルコ）
１回戦　○［Ｔフォール、8-0］Maletin, Andrija Luka（セルビア）