来年の「燃ゆる感動かごしま国体」のリハーサル大会、2019年内閣総理大臣杯全日本大学選手権最終日は11月10日、鹿児島・日置市吹上浜公園体育館で各階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、山梨学院大が2階級を制し、3階級で3位入賞。大学対抗得点で49点をマークし、早大に4点差をつけて3年ぶり6度目の優勝を遂げた。
今季の団体戦3冠制覇を目指した日体大は1階級制覇で3位に終わり、1994年以来の偉業達成はならなかった。
山梨学院大は、61kg級で1年生の榊流斗が勝ち、125kg級はバグダウレット・アルメンタイが優勝。榊は大会史上26人目の1年生王者。アルメンタイは97kg級と合わせて3年連続優勝で、最優秀選手賞を受賞した。
アルメンタイのほか、57kg級の新井陸人(日体大)、65kg級の安楽龍馬(早大)、97kg級の吉田ケイワン(日大)は8月の全日本学生選手権(インカレ)に続く優勝で、学生二冠王者へ。新井と70kg級を制した志賀晃次郎(拓大)は昨年に続く2年連続優勝。
86kg級はインカレ2位だった石黒隼士(日大)が優勝。74kg級もインカレ79kg級2位だった川畑孔明(東洋大)が勝ち、地元(鹿児島・樟南高卒)に錦を飾った。東洋大の選手が優勝するのは、1996年48kg級の忌部公介(東洋大)以来、23年ぶり5人目。
各階級の成績は下記の通り。(撮影=矢吹建夫)
大学対抗得点 | 各階級1~8位選手 |
57kg | 61kg | 65kg | 70kg | 74kg | 86kg | 97kg | 125kg |
[1]山梨学院大 49点、[2]早大 45点、[3]日体大 42.5点、[4]日大 36点、[5]拓大 31点、[6]国士舘大 25点、[7]中大 20.5点、[8]明大 18.5点
【57kg級】=25選手出場
▼決勝
新井陸人(日体大)○[3-2]●阿部敏弥(国士舘大)
▼3位決定戦
山口叶汰(神奈川大)○[Tフォール、0:25=10-0]●大谷夏輝(中大)
服部大虎(山梨学院大)○[3-2]●諏訪間翔太郎(拓大)
《7位以下順位》[7]岩澤侃(早大)、[8]藤原祐真(東洋大)
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【61kg級】=29選手出場
▼決勝
榊流斗(山梨学院大)○[負傷棄権、0:01]●山口海輝(日体大)
▼3位決定戦
早山竜太郎(拓大)○[Tフォール、1:47=10-0]●掛川泰史(青山学院大)
吉村拓海(早大)○[8-2]●永田丈治(国士舘大)
《7位以下順位》[7]秋山拓未(九州共立大)、[8]東本拓真(近大)
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【65kg級】=28選手出場
▼決勝
安楽龍馬(早大)○[4-0]●上野千尋(国士舘大)
▼3位決定戦
土屋佑斗(青山学院大)○[Tフォール、1:13=10-0]●牛垣祐(桃山学院大)
谷山拓磨(拓大)○[9-1]●飯田翔真(山梨学院大)
《7位以下順位》[7]佐々木虎次郎(専大)、[8]窪田廉大(日大)
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【70kg級】=27選手出場
▼決勝
志賀晃次郎(拓大)○[8-4]●米澤凌(早大)
▼3位決定戦
齋藤一樹(明大)○[4-2]●佐藤旭(山梨学院大)
伊藤朱里(中大)○[2-0]●中村剛士(専大)
《7位以下順位》[7]坂野秀尭(日大)、[8]山本隼平(中京学院大)
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【74kg級】=26選手出場
▼決勝
川畑孔明(東洋大)○[5-0]●尾形颯(中大)
▼3位決定戦
竹沢登喜(法大)○[5-1]●早川耐我(徳山大)
基山仁太郎(日体大)○[6-3]●前田明都(専大)
《7位以下順位》[7]馬渡和音(神奈川大)、[8]鈴木歩夢(早大)
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【86kg級】=27選手出場
▼決勝
石黒隼士(日大)○[7-6]●山﨑弥十朗(早大)
▼3位決定戦
松雪泰成(専大)○[Tフォール、1:12=10-0]●佐々木雄大(明大)
山田修太郎(山梨学院大)○[5-1]●白井達也(日体大)
《7位以下順位》[7]八木海里(中大)、[8]山﨑翔馬(九州共立大)
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【97kg級】=25選手出場
▼決勝
吉田ケイワン(日大)○[11-8]●二ノ宮寛斗(明大)
▼3位決定戦
錦戸祐也(日体大)○[Tフォール、5:58=10-0]●外山宏太(東洋大)
大津拓馬(山梨学院大)○[フォール、2:24=5-0]●村田優(中京学院大)
《7位以下順位》[7]林公平(法大)、[8]横田裕大(立大)
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【125kg級】=21選手出場
▼決勝
バグダウレット・アルメンタイ(山梨学院大)○[5-0]●石黒峻士(日大)
▼3位決定戦
山崎翔平(早大)○[フォール、5:35=6-4]●鈴木翔真(拓大)
アビッド・ハルーン(日体大)○[Tフォール、2:21=10-0]●木村陽仁(国士舘大)
《7位以下順位》[7]中塚健太(日本文理大)、[8]井上樹(徳山大)