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2019.11.11

【2019年全日本大学選手権・特集】大学対抗得点1~3位/監督・コーチの声

(2019年11月10日、鹿児島・日置市吹上浜公園体育館)


 ■優勝/山梨学院大・小幡邦彦コーチ(決勝戦開始前に優勝が確定しない接戦を制す)「65kg級の榊大夢と70kg級の乙黒拓斗が負傷で起用できなくなった時点で、正直、優勝は厳しいと思い、3位以内を目標にしていた。選手には『団体戦の成績は関係なしに自分の力を出せ』と伝えた。こうしたことが、意気込みすぎることなく、かえってよかったのかもしれない。

 1、2年生が頑張ってくれた。70kg級の佐藤旭が今まで勝ったことのない相手に勝ち、勢いをつけてくれて、服部大虎と山田修太郎の3位決定戦での勝利につながったと思う。61kg級の榊流斗は手術からの復帰明けで、全日本選手権に向けて、負けてもいいからと出場させたが、しっかり活躍してくれた。特定のだれが頑張った、ではなく、出た選手全員がしっかりやってくれた。試合には出なかったが上村孝高主将がしっかりチームをまとめてくれた。レギュラーだけでなく、全員が頑張ってくれたことが大きい。

 今年、リーグ戦の連覇は途切れたが、来年以降につながる優勝だと思う。2番手の出場がいつあるか分からないのが団体戦。レギュラーだけが頑張る、では駄目。今回はチームで勝ち取った優勝です」


 ■2位/早大・太田拓弥監督(第1日の優勢を生かせず、4点差で優勝を逃す)「けがも多かったが、選手はよくやってくれた。山梨学院大は74kg級以外で5位以内だったと思う。ウチは97kg級以外で5位以内の可能性があったが、あと1勝、2勝が足らなかった。(初日が終わって)優勝を意識した。敗者復活戦に回った選手が負けてしまい、決勝と3位決定戦に進んだ選手全員が勝つことが優勝の条件となった。(そこを勝てず)紙一重の差だったと思う。

 でも、2位は再浮上のきっかけになります。チームの力は間違いなくついています。2年生の安楽龍馬(65kg級)が実力をつけていることもあり、4年生が抜けても楽しみです」


 ■3位/日体大・松本慎吾監督(25年ぶりの年間グランドスラム達成ならず)「残念です。負けは負けです。しっかり修正して、全日本選手権につなげるだけです。年間の大会すべてを制覇するのは簡単にはできない。できないから、25年間、どこも取れなかったのだと思います。来年、チームを編成し直して目指します。

 他の大学も頑張っている。横一線の中で、日々の練習の取り組みで選手の実力を伸ばしていきたい。しかし、グランドスラムはあくまでも(世界を目指す)通過点です。このあと全日本選手権、オリンピックにつながる試合があるので、それに向けて今回の課題を修正したい」







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