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2019.11.19

「ビル・ファーレル国際大会」(米国)出場の日本チームが帰国


 米国・ニューヨークで行われた「ビル・ファーレル国際大会」に出場した日本チームが11月18日、羽田空港着の日本航空で帰国した。女子で2選手が優勝し、女子と男子グレコローマンで合計5個のメダルを獲得した。

メダル獲得選手。左から岡太一、矢後佑華、坂野結衣、清水早伸、阿部梨乃

 米満達弘コーチ(自衛隊)は「男子グレコローマンと女子は成績のみならず、自分から攻めて内容もよかった。男子フリースタイルは、やはりアメリカのレベルが高い。世界でも上位を狙える選手も多くいるわけで、それに勝つためには、もっとレベルを上げないとならない」と評した。

 ただ、男子フリースタイルでメダルがなかったのは、敗者復活戦の方式が変わったせいもあるかもしれないと言う。準々決勝までいかないと敗者復活戦に回れないルールだったため、メダル圏内の実力を持っていても、負けて終わりというケースがあったという。「世界の中の立ち位置を分かるためにいい遠征。アメリカのレベルの高さは刺激になる」と、遠征の意義を話した。

 女子53kg級を無失点で制した矢後佑華(警視庁)は、2015・16年に続く3度目の優勝。「相性がいい大会だね」の声に苦笑いを浮かべ、「自分の動きが出せた。内容も完ぺきで納得できる優勝でした」と言う。自分の力をフルに出せた要因を聞くと、しばらく考え、「何でしょうかね…」と明確な答は不明だ。

 9月の東京オリンピック・テスト大会に続いて金メダルを手にした62kg級の坂野結衣(警視庁)は「練習してきたことを出せたものもあれば、出せないものもあった。結果を出せたことはうれしい」と言う。一方で、「練習してきたことを出すことが目標でした。達成できないこともあったので、悔しい部分もあります」と言う。

 2階級とも東京オリンピックの日本代表が内定した階級で、地元オリンピック出場の目標は消えたが、ともに「天皇杯(全日本選手権)は優勝したことないので、それに向けて頑張りたい」と口にし、モチベーションはしっかり持っている。2024年パリ・オリンピックは「先すぎて、まだ見えていない」と、こちらも示し合わせたように同じ答。目の前の試合に全力を尽くす腹積もりだ。

 男子グレコローマンの清水早伸(自衛隊)は、67kg級として初の国際大会でメダルを手にした。今年6月まで60kg級の選手。同級のオリンピック出場が閉ざされたため、2階級上への挑戦だ。「力の違いを不安に感じていたけど、実際にやってみて、十分に闘うことができて自信に変わった」と言う。

 文田健一郎(ミキハウス)が60kg級のオリンピック代表に内定する可能性が高いと思い、7月には階級アップの準備を始めていたが、正式には9月から。「期間は短いけど、これ(東京オリンピック挑戦)を最後にしようと思っているので頑張っている」と言う。同級のライバルとなる太田忍(ALSOK)とは、2018年全日本選抜選手権決勝で壮絶な接戦を展開している。「(太田は)減量がなく、これまで以上の力強さを出すだろうけど、勝てるように頑張りたい」と、国際大会で通じたパワーを武器に、オリンピックへの道に挑む。


 ■女子76kg級3位・阿部梨乃(自衛隊=初戦黒星ながら銅メダル獲得)「アウェーの判定があると聞いていたけど、慎重にいかず、無理な体勢からフォールをとられてしまった。その後の敗者復活戦は気持ちを切り替えることができ、メダルを持ち帰ることができました。(76kg級は皆川博恵のオリンピック代表が内定し)オリピックへの道はなくなりましたが、目の前にある大会は、しっかり勝ちたい。全日本選手権は優勝を目指して頑張ります。コーチに試合ビデオを見てもらって課題を練習し、試合までに万全な状態をつくりたい」

 ■男子グレコローマン97kg級3位・岡太一(自衛隊=階級を上げての初の国際大会でメダル獲得)「優勝したかったけど、メダル獲得はうれしい。試したかったことを全日本選手権の前にできて、よかった。スタンドの攻め方で、こう行こうとか考えていて、試しました。(この階級はアジアでオリンピック出場枠を取った国がないが)闘い方次第で勝てないことはないと思っているので、取りにいきたい。あ、その前に全日本選手権で勝つことですね」







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