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2019.11.27

【2019年全国中学選抜選手権・特集】U15アジア選手権不出場の悔しさをぶつけ、圧勝優勝、東京都知事杯受賞の男子52kg級・西内悠人(高知クラブ)


2年ぶりの優勝を遂げ、東京都知事杯を手にした西内悠人(高知・高知南/高知クラブ)=撮影・矢吹建夫

 開会式に大会史上初めて東京都知事が出席した第10回東京都知事杯全国中学選抜選手権。最終日の表彰式には、多忙な小池百合子知事の姿はなかったが、東京都知事杯は男子52kg級で6試合を勝ち抜き、2年ぶりにチャンピオンに輝いた西内悠人(高知・高知南3年/高知クラブ)が受賞した。

 準々決勝の相手、同門の上村律心(高知・高知南/高知クラブ)だけは4-2のフルタイムの試合を余儀なくされたが、他の5試合はフォールかテクニカルフォール勝ちという快勝続き。決勝も倉本亮弥(大阪・佐井寺3/吹田市民教室)に第2ピリオド、11-0の勝利だった。

 「2連覇がかかっていた全中(全国中学生選手権)で負け(2位)、世界カデット選手権や国体で3位に終わっていた。その悔しさがあったので、この日のために練習は精いっぱいやってきた。その成果が出たと思うので、うれしいです。強くなったことを実感しています」。今年はJOC杯カデットで優勝しているが、選手数が多い大会での優勝は格別。ここまで圧勝続きで優勝できたのは初めてだそうで、「自分の力を信じて闘ってきてよかった」と言う。

 国体3位を「悔しい」と言ったが、国体・少年の部は本来、高校生が対象の部門。実績のある中学3年生に限り、医師の診断や骨年齢評価など一定の基準を満たした場合に出場できる大会。出場した階級で中学生の出場は2人だけだった。

 世界カデット選手権にしても、16~17歳の大会であり、15歳は医師の診断書提出のもとで出場できる大会。ともに、年齢的には負けてもおかしくない。それを「悔しい」と感じて猛練習する姿勢こそが、飛躍の原動力なのだろう。年上で体も大きい相手との闘いに恐怖心もあったことが予想されるが、「チャレンジャーでしたので、楽しかったですね」と言う。

来年の目標は「1年生インターハイ王者」ときっぱり

 悔しさ、という点では、同時期に台湾で行われているU15アジア選手権に出場できなかったことも、大きな悔しさのひとつ。全国中学生選手権で優勝していれば、この時期はJAPANシングレットを着て、国際舞台で闘っていた。「(ホームページで)結果を見て、自分も行きたかった、という気持ちが強くなりました」と言う。その分、この大会で勝って強さをアピールしよう、という気持ちもあったという。

決勝も11-0の快勝だった

 全国中学生選手権で負けた須田宝(長崎・郡3)戦は「相手に合わせて、それから勝負する、という闘い方でして…。相手に先に仕掛けられて負けました。世界カデット選手権もそうでしたね。今は自分から攻めることを重点的にやっています」とのこと。今大会の勝因のひとつでもあるという。

 小学校時代に4年連続で全国王者に輝き、中学1年の時にこの大会で優勝。2年生の時に全国中学生選手権優勝と、順調に来ながら、昨年のこの大会はけがで不出場など、多少のつまずきはあった。それでも中学での最後の大会で圧勝優勝し「自分の成長が見られた。無駄な日を過ごすことは1日もなく、充実した3年間だったと思います」と満足そう。

 来年からは高校界に挑戦する。「1年生インターハイ・チャンピオンが目標です」ときっぱり。「相手に合わせないというこの練習を続けていけば、達成できると思います。ただ、チャレンジャーの気持ちを忘れないことですね」と続けた。

 高知クラブの櫻井優史監督は「組み手で相手を動かし、チャンスの時にタックルでポイントを取れたことがよかった」と6試合を振り返る。「自分の課題をしっかり把握して練習に取り組める選手。これからが楽しみです」と言う。

 中高一貫で指導しているので、この後もコーチとして成長を見守る。1年生インターハイ王者の可能性については、「茨城国体で(高校生を相手に)いいレスリングができていたので、自分のレスリングをやれれば、達成できると思います」と期待した。







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