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2020.02.11

男子グレコローマン全日本チーム合宿&NTS中央研修会がスタート…全日本、大学、高校の強豪が合同練習


1年に1度の高校生~全日本チームの合宿。日本協会の藤沢信雄副会長のあいさつ

 男子グレコローマンの全日本チームが2月10日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿をスタート。この日からスポーツ振興くじの助成を受けてのナショナル・トレーニング・システム(NTS)の中央研修会もスタートし(3泊4日)、8日から同所で合宿中の男子フリースタイル・チームとともに、両スタイルで100人を超える全日本チームの選手、学生選抜選手、高校生選抜選手が汗を流した。

 男子グレコローマンのアジア選手権代表チームは15日(土)に出発予定で、すでに調整段階。松本慎吾・強化委員長(日体大教)は「全日本選手権が終わってから、順調に仕上げてきた。意識を高めさせ、試合に則した調整と体重調整をさせて送り出したい」と言う。

 60kg級に出場するオリンピック代表内定の文田健一郎(ミキハウス)については、「早い段階から減量を意識してやっているので大丈夫だと思う。オリンピック前のリミット計量の大会は、これが最後。体重のこととともに、アジアの高いレベルでしっかり実力を試してほしい」と期待した。

必殺技を確認する文田健一郎(ミキハウス)

 文田は、11月のワールドカップ(イラン)が中止となったため、9月の世界選手権(カザフスタン)のあと、5ヶ月ぶりの試合であり減量。昨年のアジア選手権(中国)では、減量失敗もあってリ・セウン(北朝鮮)不覚を喫しただけに、十分に注意してやってきたと言う。

 リ・セウンは、世界選手権では2回戦で敗れた一方、1ヶ月後の世界軍隊大会(中国)では世界2位のセルゲイ・エメリン(ロシア)を破って優勝。浮き沈みはあるが、あなどれない実力者。文田は「負けているので、大きなことは言えませんが…」と前置きしたうえで、「自分の実力を出せば、世界でだれにも負けない自信はあります。自分の形で闘って優勝してきたい」ときっぱり。

著しい高校生の実力アップ、4人は“全日本チームの選手”

 日本協会の副会長であり、全日本学生連盟の藤沢信雄会長は「東京オリンピックは、すぐそこです。(全日本選手は)少しでもチャンスがあれば、そこに食い込めるよう頑張ってほしい。東京オリンピックを目指せるのは、これが最後(注=次回の東京開催はいつか不明のため)。今の闘いにかけてほしい」と激励。

100人以上の有望選手が集まった合宿

 学生、高校生選手に対しては「チャンピオンを目指して頑張ってほしい。多くの世代が一堂に会することのできるのは、非常に恵まれていて、私たちの時代にはなかった。パリ・オリンピックを目指し、多くのトップ選手と練習してほしい」と期待した。

 全国高体連専門部の藤波俊一・強化委員長(三重・いなべ総合学園高教)は「毎年、いい機会をいただいている。今回はインターハイと国体のチャンピオンを選び、一人の辞退者もなく参加している。パリ・オリンピックを目指し、高いレベルの研修会を期待している」と言う。

 昨年は、フリースタイルで高校生の世界選手権出場選手が現れ(79kg級・髙橋夢大=京都・網野高)、グレコローマンでは2階級で高校生が全日本選手権決勝のマットに上がった。今回参加している高校生のうち、4人は“全日本チームの選手”としての参加。高校生の実力は間違いなく上がっている。

 同委員長は「この合宿の成果だと思います。地方の高校生にとって、全日本選手と練習できるのは、そうないこと。全日本トップ選手の練習を見て、練習させてもらって、そのレベルを知り、自分との差を感じることができるのは有意義なこと」と言う。ドーピング講習なども貴重な経験と話し、「ドーピングという言葉は知っていても、具体的にはよく分からないのが高校生。合宿のすべてを学んでほしい」と期待した。


▲グレコローマン選手を指導する松本慎吾強化委員長(日体大教)

▲高校生・大学生に技術指導する前田翔吾コーチ(日本オリンピック委員会/クリナップ)








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