日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2020.02.23

乙黒拓斗(山梨学院大)が優勝、2選手が銅メダル…2020年アジア選手権・第5日

地元の英雄バジラン・プニアを破り、インド式で(?)でセコンドに感謝した乙黒拓斗(山梨学院大)

 【ニューデリー(インド)】2020年アジア選手権第5日は2月22日、インド・ニューデリーで男子フリースタイル5階級が行われ、65kg級の乙黒拓斗(山梨学院大)が4試合に勝って優勝、57kg級の高橋侑希(ALSOK)と79kg級の奥井真吉(国士舘大)が銅メダルを獲得した。

 乙黒は1回戦でイラク選手を破ったあと、2回戦で昨年の世界選手権2位のダウレット・ニヤズベコフ(カザフスタン)を10-3で撃破し、準決勝でモンゴル選手を破って決勝へ。2018年世界選手権決勝の相手だったバジラン・プニア(インド=昨年世界3位)に対してローシングルがさえて終始攻勢をとり、10-1で勝利。

 世界2位と3位の選手を破り、2018年世界選手権(ハンガリー)以来の国際大会優勝を飾った。4試合すべてで10点以上のポイントを取り、合計41点という攻撃力を見せた。

 高橋は1回戦で昨年の世界選手権で敗れたラビ・クマール(インド)に黒星。敗者復活戦でモンゴル選手を破って3位決定戦へ進み、昨年の世界選手権3位のヌリスラム・サナエフ(カザフスタン)を12-4で破った。奥井は1回戦を勝ったものの、準決勝でインド選手に黒星。その後、3位決定戦でバツル・ダムジン(モンゴル)に終了間際に逆転勝ち。初の国際大会でメダルを手にした。

 70kg級の原口伸(国士舘大)と97kg級の園田平(自衛隊)は、ともに初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 各選手の成績は下記の通り。

銅メダルを確保した高橋侑希(ALSOK)

初の国際大会でメダル確保の奥井真吉(国士舘大)

お知らせ
写真集はトップページの「動画/写真集」タブからご覧ください。

全成績 57kg 65kg 70kg 79kg 97kg

男子フリースタイル

 【57kg級】高橋侑希(ALSOK)   3位=11選手出場
3決戦 ○[14-5]Sanayev, Nurislam(カザフスタン)
敗復戦 ○[Tフォール、2:10=10-0]Batjargal, Tugs(モンゴル)
1回戦 ●[5-14]Kumar, Ravi(インド)

------------------------------

 【65kg級】乙黒拓斗(山梨学院大)   優勝=14選手出場
決 勝 ○[10-2]Punia, Bajrang(インド)
準決勝 ○[Tフォール、5:11=11-1]Battulga, Nyamdorkh(モンゴル)
2回戦 ○[10-3]Niyazbekov, Daulet(カザフスタン)
1回戦 ○[Tフォール、1:48=10-0]Kareem, Mohammed Al Jawad Zuhair (イラク)

------------------------------

 【70kg級】原口伸(国士舘大)   8位=9選手出場
2回戦 ●[1-4]Enkhtuya, Temuulen(モンゴル)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

------------------------------

 【79kg級】奥井真吉(国士舘大)   3位=8選手出場
3決戦 ○[4-3]Damjin, Batzul(モンゴル)
準決勝 ●[5-6]Gourav, Baliyan(インド)
1回戦 ○[3-1]Yun, Hwiseung(韓国)

------------------------------

 【97kg級】園田平(自衛隊)   9位=11選手出場
1回戦 ●[5-5]Seo, Min-Won(韓国)

※敗者復活戦に回れず







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に