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2020.03.09

【東京オリンピック代表決定プレーオフ・特集】勝者の声

(2020年3月8日、東京・味の素トレーニングセンター)

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弟への対抗心をエネルギーにしてオリンピック出場を勝ち取った乙黒圭祐(自衛隊)=撮影・保高幸子

 ■男子フリースタイル74kg級勝者・乙黒圭祐(自衛隊)「まだ実感ないですけど、小さい頃からの夢がかないました。地元開催のオリンピックなので、金メダルを取らなければいけないと思います。人には言わなかったけれど、(弟・拓斗への脚光に)悔しさを感じていました。『拓斗ばかりが…、この野郎!』という気持ちが原動力でした。

 体は仕上がっていたので、あとは気持ちでした。10日くらい前、プレッシャーで落ち込んだ時期がありました。あまりプレッシャーは感じない方なんですが…。しっかり休み、小さい頃、なんでレスリングをやっていたかを思い出し、自分と向き合うことで気持ちが戻り、ハングリー精神が戻ってきました。

 (同門対決は)やりにくかったです。どんな闘いをされても冷静に闘い、トータルで最後に勝っていればいい、と思ってやりました。天皇杯(全日本選手権)の準決勝と決勝も同門でしたが、気持ちが強い方が勝つ、と思っていました。うまく気持ちをもっていけたと思います。

 このあと3日くらい休み、オリンピックの金メダルへ向けて練習したいと思います。オリンピックの成績では拓斗に負けない。湯元さん兄弟(進一・健一)がともにメダルを取っているので、それ以上の成績、2人で金メダルを目標にしたい」


オリンピック出場を決め、先輩・登坂絵莉に抱きついた土性沙羅(東新住建)=同

 ■女子68kg級勝者・土性沙羅(東新住建)「素直にうれしいです。世界選手権で負けて、気持ちが切り替えられるかな、と思えるくらいどん底まで落ちました。同期、先輩、家族、友だちなど、たくさんの人に毎日支えてもらいました。自分一人ではここまで来られなかったと思うので、本当に感謝したい。

 自分が取ってきた出場枠を他の選手に取られるのは悔しいので、結果にこだわって闘いました。常に応援してくれた(登坂)絵莉さんはすごく尊敬しています。絵莉さんがいたからこそ、ここまで来られたと思います。大きい存在でした。試合中は絵莉さんの声がはっきり聞こえていて、安心しました。絵莉さんと一緒にオリンピックに出られないのは残念ですけど、頑張ってきてよかった。

 (負傷していた)ひざは、まだ痛み止めの注射打っていますが、天皇杯(全日本選手権)の時よりよくなっています。8~9割は回復していて、ほぼベストコンディションで臨めました。試合の対策としては、(森川は)体の柔らかい選手なので、無理矢理攻めず、落ち着きながら攻めることを意識しました、自分からタックルにいくことは少なかったですが、自分が入って取られることもなかった。緊張はしていても、体が動かないほどではなかった。人生をかけてやってきたので、勝ててよかったです。

 外国の選手が強くなっているので、東京オリンピックでは今のままでは勝てないと思います。あと少しの期間しかありませんが、気持ちを入れて頑張りたいと思います。たくさんの方のサポートがあってのオリンピックなので、頑張りたいと思います」







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