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2020.08.28

キューバも活動再開! 年末の3つの世界選手権へ照準を合わせる

オリンピック4連覇を目指すミハイン・ロペスを筆頭としたキューバが動き出した=写真は2016年リオデジャネイロ・オリンピック

 キューバ・レスリング協会のルイス・デラポーティヤ会長は8月20日、地元メディアに対し、新型コロナウィルス拡大の状況にもよるが、年末の3大イベントで2020年を締めくくりたい意向を明らかにし、11月に予定されているU23世界選手権(フィンランド)と12月予定のジュニアとシニアの世界選手権(ともにセルビア)への参加を示唆した。

 そのため、11月8~18日にサンティアゴ・デ・クーバ(首都ハバナに続く第2の都市)でキューバ選手権を開催することを明らかにした。オリンピック階級のみの実施とし、オリンピック代表決定選手と候補選手による来年のオリンピックを念頭においた大会になるという。今月15日にはオリンピック代表候補選手が集まり、練習を再開していることも報告した。

 キューバは、昨年の世界選手権では男子各スタイルで1階級ずつしかオリンピック出場枠を取れなかったが、今年3月のパンアメリカン予選で男子グレコローマン5階級、男子フリースタイル2階級、女子3階級を獲得。計12階級で東京オリンピックへの切符を手にしている。

 男子グレコローマン130kg級は、オリンピック3連覇を達成しているミハイン・ロペス(38歳)が引退を先延ばしにし、男子初となる4連覇を目指すことを宣言している。

 同会長は「キューバの選手は、厳しいトレーニングをやっており、できうる最高の状態で世界の闘いに挑みたい」とコメント。来春のオリンピック最終予選(ブルガリア予定)と東京オリンピックへ向けた前向きな姿勢を示した。

 キューバは6月の段階で「感染拡大を防止するための徹底した隔離政策などが効果を上げ、コロナの封じ込めに成功」と報じられている(共同通信)。米国ニューヨーク・タイムズ紙によると、8月24日現在の国内感染者数は3,744人で、直近1週間では631人。2,345人が回復し、死者は91人という。







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